「脱獄」したiPhoneを販売し逮捕 〜容疑は商標法違反の疑い

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「脱獄」済みのiPhoneをネットオークションで販売し、逮捕されたというニュースがありました。「脱獄」は自己責任ですし、iPhoneをネットオークションで販売するのも問題ないと思っていたのですが、それがあわせ技になると逮捕される‥‥ということでしょうか。「脱獄」iPhone販売容疑で24歳の男を逮捕という記事になっていました。

警察によりますと、池田容疑者は、ことし春ごろ、iPhoneの「iOS」という基本ソフトを不正に改造した端末5台をオークションサイトで販売したなどとして、商標法違反の疑いが持たれています。

「脱獄」したiPhoneを利用すると、AppleのApp Store以外のアプリをインストールすることができるようになります。今回は「モンスターストライク」の不正アプリがインストールされた状態で販売されていたようです。

倒すのが難しい強敵を一撃で倒せたり、入手が難しいキャラクターを簡単に入手できたりする不正を行える非公式のアプリがあり、逮捕された男は、このアプリがインストールされた「脱獄済み」のiPhoneを販売した

そして容疑が「商標法違反の疑い」です。商標法違反を調べると、偽ブランドを販売して逮捕されたという話が出てきました。今回は偽ブランドということではないのでしょうが、モンスターストライク側からすれば、不正使用のアプリを利用される、ということになるので、そのあたりが問題になっているということでしょうか。

ヤフオクで検索かると、たしかに脱獄したiPhoneというのは売られていますね。

追記:

「脱獄」iPhoneで逮捕の男 ID使い分け販売かによると、

「脱獄」と呼ばれる不正な改造をしたiPhone6台をオークションサイトで販売し、販売元・アップル社の商標権を侵害した

というのが、商標法違反の疑いだそうです。

追記:

「脱獄スマホ」不正販売容疑 千葉県警、男を逮捕という記事によると次のような理由です。

逮捕容疑は3月26日から5月23日にかけ「脱獄」によりプログラムを改変したアイフォーン6個を、アップル社の商標を付けたままインターネットで4人に計約12万円で販売、商標権を侵害した疑い。