もう1時くらいだったんじゃないかな。五反田で終電を逃して「都々井(つつい)」で寿司をつまみつつ呑んでいたら、地元民の宮脇さんがやってきてくれまして。「五反田ヒルズに行きましょー!」って言うもんだから、行ってきました。
五反田にそんなバブリーな建物があるのー、なんて。で、案内して貰ったのが、五反田ヒルズの1階「食堂とだか」です。いいなぁ、ヒルズの食堂。もうね、酒の肴もマスターも素敵でしたよ。これは通う。
「食堂とだか(五反田)」うしごはん美味し!
はい、ここですよー! って宮脇さんが。
お、おう。
これが五反田ヒルズか。雑居ビ‥‥
1階にこんな感じで看板が出ているので、すぐに分かると思います。和風で渋いです。この中に若いマスターがいるなんて、思いもしませんよね。絶対におばあちゃんが何十年も営業している雰囲気です。
でも実際には、2015年9月にオープンしたばかりの、本当にフレッシュな店なんです。
こちらのお店、席はカウンターのみです。だから、必ずマスターと対面になります。
マスターがねぇ、鹿児島出身の、とっても料理が上手で人当たりも良くて、最高でしたよぉ。お店の雰囲気も、少しレトロで居心地が良いです。
「バーなんですか?」と聞いたら「居酒屋」だそうです。カウンター席のみの居酒屋。ちょっと小料理屋ぽい。
焼酎お湯割りとお通しの恵方巻き。節分だったので、お通しが恵方巻きでした。季節を感じた。
その上、美味しかったので、料理に対する期待値がグングン上昇しました。
焼酎は鹿児島のもの、で、このグラスが二重になっていて、ダイレクトに持っても熱くなくて、いいんです。
手にした時の丸みが手のひらにジャストフィットするので、持っているだけでなんか気持ちいい。手のひらから、暖を取りながらチビチビと。
笑顔が素敵なマスター。柔らかい物腰で、全てを包み込んでくれそうです。いや、むしろ包まれたい。
タコと塩昆布と菜の花。いいねぇ。
そうしてたら、なんか、美しい脂の肉がカットされ出したじゃないですか。
なんですか、これは?
と思ってたら‥‥
ぎゃあああああ!!
幸せなヤツきた!!
これはハッピー・ピープル!!
もうね、牛肉がやらかい〜〜〜〜の。ふうわりなの。
「牛ご飯(ぎゅうごはん)」というメニューだったのですが「うしごはん」と勝手に命名させて頂きました。
みんな、聞いて。リッスン。「食堂とだか」に行ったら絶対に「うしごはん」は食べた方がいいよ。食べるベキだよ。
さらにうなったのが、こちら。
もつ煮込みね。
脂がぷるんぷるんな上に出汁がいい。優しい味。四次会の胃に染み渡ります。ゴクゴク。
で、こんなのまで出てきてしまいました。
誰が考えたというんだ、こんなに美味いものを!!!
名前を忘れてしまったので、勝手に「ウニ・オン・ザ・煮玉子」と命名させて頂きますが、これがまたトゥー・マッチ・デリシャス。
やべえっす。黄身とウニがトロッとします。トロッと出会います。濃厚、濃厚 and 濃厚。もっと酒を持ってこーーーい!!!
こんなに美味しい料理を作り出している濃厚なマスターと、五反田ヒルズの番人の宮脇さんのツーショットも置いておきますね。
いやー、本当に最高の店でした。五反田は本当に探検のしがいがあるなぁ、と思います。ああ、でももう探検するためのザックと靴は置いてもいいのかもしれない。
だって五反田のガンダーラ「食堂とだか」に出会ってしまったのだから。
ごちそうさま!!!!!
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追記:再訪しました! 「食堂とだか(五反田)」甘くて柔らかい牛肉のうしご飯とウニ・オン・ザ・煮玉子が食べたくなったら行ってごらん、優しいマスターが待ってるよ。という記事を書きました。
「立呑み とだか」もオープンしました!
「食堂とだか(五反田)」の住所・地図・予約
住所:東京都品川区西五反田1-9-3 リバーライトビル B1F