小説家って、こんなこと考えてるんだ‥‥純文学の小説家を目指す天才だけど奇人の少女の物語「響〜小説家になる方法〜」

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非常に危険度の高い少女が主人公で、そのあたりはファンタジーだと思いますが、純文学の小説家を目指す少女たちが織りなす物語ということで、これまでに読んだことのない作品でした。ビッグコミックスペリオールで連載中の「響〜小説家になる方法〜」です。

とある文芸編集部の新人賞宛に送りつけられた、直筆の投稿原稿。
編集部員の花井は、応募条件を満たさず、
ゴミ箱に捨てられていたその原稿を偶然見つける。
封を開けると、これまで出会ったことのない
革新的な内容の小説であった。
作者の名は、鮎喰響。連絡先は書いていない・・・

主人公の女子高生・鮎喰響は天才で奇人だから、小説を書くことに苦労しないんですよね。むしろ、周囲で自分の才能と葛藤している人たちとの衝突が、このマンガの面白いところかな、と思います。

ただ、好き嫌いはかなり分かれる作品だと思います。こんな女の子いないよ、と思うか、物語として読めるのか。気に入らないことがあると暴力に訴えてしまうような、強烈なキャラクターですから。

連載は継続中、単行本は3巻まで出ています。