ついに、この時がやってきました。16年間、浦和レッズでプレイした鈴木啓太がチームを離れることをFacebookで報告しています。「ご報告」と題して「私は今シーズンをもって、16年間在籍させていただいた浦和REDSを離れることを決断しました」と綴られています。
昨シーズン終盤からフィジカル面で不安のある中プレーしてきましたが、自身の最高のコンディションでなければ、トップを争っていくこの浦和REDSでプレーすることは簡単ではなく、今のままの自分では力になれないということを、クラブ、監督と時間をかけ慎重に話し合ってきました。
この決断は苦しく、悔しいものでしたが、チームがたくさんの試練を乗り越え歴史を作ってきたように、私自身もこのことを受け入れ、前に進まなくてはなりません。
昨年くらいからコンディションが戻らず、試合出場も減っていたので、こういう日が来ることは予想はできたのですが、いざ、その日がやってくると‥‥2000年前後は大原練習場に通っていて、高卒で入団してきた啓太が躍動する姿にワクワクしたことを昨日のことのように思い出すことができます。確か、高校時代はトップ下でプレイしていたんじゃないかと記憶しています。浦和レッズではボランチのレギュラーとして活躍しました。
ものすごくクレバーな選手という印象があって、視野が広く、ため息の出るようなサイドチェンジやスルーパスもありました。
今後については、他チームよりオファーもいただいていますが、サッカーを続けるかどうかも含め、もう少し考えたいと思っています。
34歳。サッカー人生はまだ続くと思います。現役を続けるのか、浦和レッズで引退するのか。他のチームのユニフォームを着るのを見るのが辛いと思う選手は、福田正博に続いて二人目ですが、もちろんサッカー選手を続けて欲しいとも思います。
シーズン最後まで、共に闘いましょう!
We are REDS.