「iOS 9」のSafariに搭載されたコンテンツブロック機能を利用し、広告を非表示にすることで話題になっているアプリ「Crystal」ですが、報酬を受け取った企業に関して広告を表示するオプションを追加するそうです。iOS 9の人気有料広告ブロックアプリ「Crystal」、“ホワイトリスト化”でEyeoから報酬受け取りへという記事になっていました。
Eyeoは“容認できる”広告(Acceptable Ads)をブロック対象から外すためのホワイトリストを持っており、パブリッシャーから申し込まれ、Eyeoも容認できると判断した場合は有償でホワイトリストに追加している
このホワイトリストを持つEyeoから持ちかけられ「Crystal」でも、“容認できる”広告をブロックしないオプションを追加するということです。この設定、初期設定ではオンになっているそうなので、いつの間にか広告表示が始まるということになりそうです。
Crystalにはユーザーが(広告収入で成り立っている)パブリッシャーを支援するための手段がないが、Eyeoのホワイトリストの反映はそれを可能にする良い機能だと判断したという。
でも、そのホワイトリストに掲載されるのは有償なんでしょう?
広告非表示の機能を提供しつつ、並行してお金を払ってくれる企業の広告は通す、と。これでうまくいくのでしょうか。無償で広告ブロックしてくれるアプリもあるので、そちらにユーザーは流れそうな気がしますが。
といか、今ごろGoogleが独自の広告ブロックアプリを開発しているんじゃないですかね?