パナソニックのMVNO「Wonderlink」に、通信速度700Kbpsでデータ通信量無制限というプランが月額1,400円で登場し、ぼくの中でも話題になりました。700Kbpsあれば、けっこう普段使いには困らないのではないかな、と思っていたのですが、試すにしても1年縛りがあるし、と思っていたところ、WonderLink Fシリーズの700kbps回線、実効速度レビュー バースト転送機能付きで安定を維持 | スマホ辞典というレビュー記事が出てきました!
ただ実際にこの700kbpsという上限値に近い数字が出るかどうかは未知数ではあり、契約には不安を感じている方も多いはずです。今回はWonderLink Fシリーズの制限後の実効速度を測れる機会が出来たため、制限速度の理論値として出されている700kbpsの実際の実力がいかほどかを確認してみました。
高速通信が1GBついていますので、それを使い切った後の700Kbpsでスピートテストをした結果となっています。それによると「ほぼ全ての時間帯で0.7Mbps/700kbpsの速度を安定して維持」しているそうです。このスピードが出ていれば、普通にネットを使うには困らないでしょう。
動画に関しても次のように検証されています。
YouTubeではPC上で480pの画質の5分ほどの動画で、数回は読み込みのために止まりはするものの決してストレスの感じる頻度ではありません。
たまにはYouTubeを見たい人にも良さそうです。
さらには、IIJmioやDMM mobileのように、初期の転送速度が高速になるバーストモードも搭載されているようです。これがあれば、さらにネットの利用も快適です。
ただし。
ネタフルでも【格安SIM】パナソニックのMVNO「Wonderlink」700Kbpsでデータ通信量無制限プランが月額1,400円で登場(高速通信1GB付き)という記事を書き、個人的にも注目はしているのですが、難点もあります。それが1,400円の「F-使い放題700」には、1年縛りがあるという点です。今はユーザーが少なくて快適ですが、もしかすると急増してスピードが低下する恐れもあります。そうした際に、気軽に解約できるかどうか、というのはポイントだと思います。
なんとなく良さそうだと思うのですが、1年縛りがあることで躊躇する、という人も少なくないでしょうね。それにしても、1,400円というのは安いですけど。