イタリア人はパスタと認めない! というプロモーションで話題になった「カップヌードル パスタスタイル ボロネーゼ」を食べてみました。この手のジャンキーな食べ物は大好きですし、日清のチャレンジ精神は買いたいと思いますが、確かにこれはパスタではありませんね。「これはパスタだと思いますか?」と聞かれたイタリア人も相当、困惑したのではないでしょうか。
パスタなのか、パスタじゃないのか?「カップヌードル パスタスタイル ボロネーゼ」食べてみた
ファミリーマートでもローソンでも陳列されていました。売り切れるような話題にはなっていないようです。
ノーマルのカップヌードルの容器を、少し縮めたようなスタイルです。縦方向が短いですね。
作り方はシンプル。お湯を入れ、湯切りして、粉末ソースと調味オイルをまぜるだけ。
カップをあけて準備です。麺の雰囲気は、確かにカップヌードルのそれとは少し違います。麺の上には、ボロネーゼのボロぽい感じのひき肉などがのっています。粉末ソースと調味オイルは、湯切りした後に投入します。
必要なお湯の量は390ml、熱湯で5分。
湯切り口は熱ではがれるような、糊付けがされているのでしょう「熱湯を注ぐ前はうまくはがれません」という注意書きがあります。
お湯を入れ、待つこと5分。
湯切り口も軽快に剥がれました。
湯切りしますよ。ドボボボボボ。
さて、湯切りです。湯切りなのですが、けっこう穴が大きいんですよ。
だから‥‥
大事な!
とっても大事なボロネーゼのボロがボロボロとこぼれ落ちちゃったんです!
しかも、湯切りの最中は蒸気が上(お湯を投入した方)から出まくって熱いです。このあたりは、ぜひ改良を希望したいところです。
湯切りしたところ。なんとなく、とんこつラーメンの替え玉のような雰囲気です。
粉末ソースと調味オイルを投入したところ。ここから、ぐるぐるとかき混ぜるのですが、粉末ソースが混ざりにくいんですね。もう少し早く、麺となじむような感じだといいなぁ。
で、味の方なのですが、確かにこれはパスタではない、と思います。麺はカップヌードルとは違う太さ、食感で、もったりしている感じでしょうか。お弁当に入っているスパゲティみたいな感じ、といえば伝わるでしょうか。
食べ終わる頃に、味が馴染んできて、その頃はパスタではないけれど、新しいインスタントのカップ麺として食べられましたが‥‥うーん。
今は「すげえ美味しい! 食べてごらんよ!」とオススメする感じではないのです。でも可能性は感じるんですよね。これ、なんでボロネーゼにしたのでしょう? ペベロンチーノとか、もっとオイリーな感じの方が麺と馴染んで美味しいんじゃないかという気がします。
イタリア人が言うように、確かにこれはパスタではない。でも、カップヌードルだって、ラーメンとは違うカテゴリーを作り出したと思うんですよね。そういう意味で「カップヌードル パスタスタイル」にも今後に期待したいです。イカスミパスタとか作ってくれないかなぁ。ソースで食べる方が合っている気がするんだよなぁ。
とりあえず「カップヌードル パスタスタイル ボンゴレ」も食べてみたいと思いますが。でもAmazonカスタマーレビューで酷評されている。気持ちは分かる。
ごちそうさま!!
「カップヌードル パスタスタイル ボロネーゼ」カロリーと炭水化物
「カップヌードル パスタスタイル ボロネーゼ」のカロリーと炭水化物は次の通りです。
カロリー:447kcal
炭水化物:55.0g
▼日清カップヌードル パスタスタイル ボロネーゼ 93g 1ケース(12食入)
▼日清カップヌードル パスタスタイル ボンゴレ 86g 1ケース(12食入)