山本さほ「岡崎に捧ぐ(1)」読むと小学生時代を思い出して胸が締め付けられるマンガ

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ついに、山本さほ「岡崎に捧ぐ」の1巻の発売です。noteで連載されているようですが、ぼくはビッグコミックスペリオールで読んでいます。どう考えてもネグレクト(育児放棄)されている岡崎さんと友達の主人公。作者とは年は近くはないのですが、どうにも小学生時代を思い出し、モヤモヤと胸が締め付けられるような感情になります。

作者・山本さほさんが、実際の幼馴染み・岡崎さんとのちょっと特殊な友情を描いた“超プライベート”なふたりの歴史。

出会いは小学生時代の1990年代。スーパーファミコン、たまごっち、プレイステーション……懐かしいたくさんのゲームやおもちゃ、笑いと涙のエピソードが、私たちみんなが持つ普遍的な記憶を呼び起こします!

確かに、昔を思い出すようで楽しいし、スーパーファミコンやプレイステーションのエピソードとか「小学生あるある」みたいな話で面白かったりするのですが、同時に、決して子供時代は楽しいことばかりじゃなかった、ということも思い出してしまうのです。

山本さほ – Wikipediaを読むと「岡崎さんが結婚することを2014年2月に聞き、結婚式のサプライズ用に思い出をまとめようと描き始めた作品」というとで、その後、岡崎さんが幸せにしているから描かれたのですね。なんてことを知り、胸をなでおろしたりして。

かわいいキャラとストーリーとは裏腹に、読む人によっては古傷をえぐられる‥‥なんてこともあるかもしれません。あ、でも最終的にはほのぼのしますよ! ご安心を!

岡崎に捧ぐ(1)」は、2015年5月20日発売です。

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