「nbike」東京都大田区の町工場発のパーソナルモビリティに試乗してきた!

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「下町ボブスレー」を開発したという東京都大田区の町工場経営者たちが再び結集し、クラウドファンディングでパーソナルモビリティ「nbike」の開発に乗り出したことはご存知でしょうか。今回は、その試作品に乗れるということで、多摩川の土手まで行ってきました!

「nbike」とはとは?

「nbike」は東京都大田区の町工場経営者たちによる、パーソナルモビリティのプロジェクトです。大きくまるめて一言で説明するならば、日本発の機械式のキックボードを開発しよう、という感じでしょうか。

町工場が生み出した機械式時計のようなモビリティ「nbike」 – zenmono(ゼンモノ)でクラウドファンディングが行われ、109万円の投資を集めプロジェクトはゴールし、現在は試作品の開発が行われています。今回は、その試作モデルに試乗させて頂きました。

今回のモデルには搭載されていないのですが、新しい技術として「負荷に応じて変速比が自動的に変化する無段変速機の実証実験」も並行して行われているということです。

今回の「nbike」試乗会について

現在「nbike」では様々な試行錯誤が行われています。色々な人に乗ってもらい、意見を貰っているそうですが、経済評論家の勝間和代さんがキックボードフリークで何台も持っているということから、実際に「nbike」に乗って感想を聞かせて欲しいということから、今回の試乗会が行われました。そこに参加させて頂いた次第です。

実際に「nbike」に乗ってみた

実際に「nbike」に乗ってみた感想としては、左右のペダルを漕いで進む仕組みのため、ある程度のスピードが出た方が直進性が高まり安定すると感じました。乗ること自体は、それほど難しくなく、自転車に乗れる人だったら問題ないと思います。立ち漕ぎしている感覚です。

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ただ、漕ぐ際に左右に本体が触れるので、最初のうちはサドルが欲しいと思うかもしれません。

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現在の重量は11〜12kg程度ということで、最終的には10kgを切るくらいにしたいとのことでした。持ち運びのことを考えると、確かに10kgを切らないと難しいですね。

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多くのパーツが自転車のものが流用されているので、カスタマイズはしやすいかもしれません。

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ハンドル周りも自転車のものが使われているのでしょうね。

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コロのついたスタンドがあります。これは乗車スタイルの時だけでなく、折り畳んで立てた際にもスタンドとして使われるものです。

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後輪部分。メカメカしていて、ここがオッサン男子のハートをガッチリと掴む部分ではないでしょうか。いわゆる、普通のキックボードにはない機構ですね。

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「NIGHT-PAGER」というのは、今回の「nbike」のプロジェクトリーダーの横田氏の会社です。

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折り畳みの方法は、それほど難しくないと思いました。

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ペダル部分も折り畳めるようにするかどうかは、検討中とのことでした。ここは強度が必要になる部分ですからね。

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折り畳んで自立したところ。上部に持ち手がありますが、現状の重量だと片手でヒョイという訳にはいきません。

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横にも持ち手は付けられていました。

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ブレーキがついていますので、公道でも乗れる仕様です。

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簡単に出し入れができるケースが必要では、とか、立ち漕ぎ時の安定性はどうか、とか、色々と意見は出ました。

実際に勝間さんが試乗している様子です。

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最後に写真撮影をして終了しました。

Facebookページでその後の様子をチェックすることができますが、実際にどのような製品として完了するのか、ネタフルでもウォッチしていきたいと思います!