プロ野球選手と比べると、プロサッカー選手、Jリーガーの年俸が安いことは知られています。海外は高額年俸になることもありますが、どちらかというとJリーガーの年俸はそれほど高くない、と認識されているのではないでしょうか。その数字として、Jリーガー平均年俸は2000万弱という記事がありました。
現在のJ1は、浦和レッズのように選手年俸が平均4000万円近いクラブもあれば、1000万円に満たないクラブもある。全体の平均年俸には表れないが、いわば格差が広がっている構図だ。ちなみに、プロ野球の支配下公示選手の平均年俸は3678万円(2014年)。単純比較はできないが、Jリーガーの厳しさがうかがえる。
Jリーガーの平均年俸は2,000万円前後ということなのですが、むしろけっこう貰っているんだな、と思ってしまいました。選手生命が短いので、そこだけを切り取ると決して満足のいく金額ではないかもしれませんが。
引退後にサッカーに関わる仕事をする人もいるでしょうし、自分の仕事をしながらサッカーに関わる人もいるでしょう。サッカークラブのコーチ、サッカースクールのコーチ、その他にもサッカーに関わる仕事というのは色々あるものだなぁ、と最近は感じています。
第一生命が89年から毎年発表している小学生男子の「大人になったらなりたいもの」アンケートで、サッカー選手が初めて第1位になったのはJリーグ開幕の93年。あれから20年、その夢に見合った年俸を貰える選手は、日本のサッカー界で250人程度しかいないのが現実のようだ。
大金を稼ぐという夢を叶えたいなら、プロサッカー選手は選ばない気がしますね。そして、Jリーガーを引退した後も、Jリーガーにならなくとも、サッカーに関わる仕事はできます。サッカーに関わることや、サッカーを仕事にすることは、さまざまな形があります。