レイク・ルイーズからほど近く、さらに青い湖が存在していました。標高1,884mに位置する氷河湖で、湖の青さならレイク・ルイーズ以上でしょう。とにかく青い。青すぎて目が釘付けになります。この世の絶景がいくつかあるとするならば、この景色も間違いなく、その一つとして数えられることでしょう。
モレーン湖(Moraine Lake)とは?
「モレーン」とは、氷河が運び、その後に残った砂のダムのようなもののことです。モレーンがダムのようになり、水がたまった湖がモレーン湖なのですが、実は「モレーン湖(Moraine Lake)」は本当のモレーン湖ではないのです。
ご覧ください。
山が崩れてできた湖で、モレーンと勘違いされたことから「モレーン湖(Moraine Lake)」という名前が付けられたそうです。
以上「モレーン湖(Moraine Lake)」秘話でした。
雨の「モレーン湖(Moraine Lake)」
今回の旅で「モレーン湖(Moraine Lake)」には2度、足を運びました。1度目は雨でした。
雨の日に見ても美しい湖だったのですが、ガイドさんは「絶対に晴れたところを見て欲しい」と言っていました。
これがモレーン(砂のダム)と勘違いされた、山が崩れた後ですね。この向こう川が「モレーン湖(Moraine Lake)」です。
ちょっと大変なのですが、絶対にこの山を登って「モレーン湖(Moraine Lake)」に臨むことをオススメします!
これは途中にある、波の化石です。
波の侵食されたものが残っているのでしょうかね。
そして、気を付けたいのがグリズリーです。トレッキングコースがありますが、グリズリーに遭遇すると危険なので、4人以上のグループでないと立ち入ることができません。
岩の間に棲む「PIKA(ピカ)」というウサギの仲間です。普段はあちこちにいるらしいのですが、雨の日は出てきてくれませんでした。
そして、岩山を登り切ると‥‥
雨に煙る「モレーン湖(Moraine Lake)」です。それでも、思わず息を飲む美しさでした。
奥には、カナダの20ドル紙幣の絵柄にもなった「テンピークス(10の頂き)」がそびえ立ちます。
青すぎる‥‥。
煙っている「モレーン湖(Moraine Lake)」も悪くないなぁ、と思いました。これはこれで美しいなぁ、と。
次々にシャッターを切りました。
岩山には頂きが2つあり、もう一つの方に移動します。
こちらからの景色がまた美しい!
紙幣の絵柄なったというのも、頷ける話です。
下でも「モレーン湖(Moraine Lake)」にアプローチできるのですが、ここまで来たら絶対に岩山に登りましょう。
これ、この、青。本当の湖の青さですからね!?
何かを溶かしている、ではないのですよ。これが、この「モレーン湖(Moraine Lake)」の青さなのです。
いやー、本当に、ずっと立っていたいと思いました。雨に打たれても。
幸い、雨だったので、あまり人もおらず静かな「モレーン湖(Moraine Lake)」でした。
晴れのモレーン・レイク
そして翌日‥‥晴れたんです!
宿泊地がバンフで、そこから「モレーン湖(Moraine Lake)」まではクルマで1時間ほどの距離なので、せっかくなので再び足を運んでみました!
岩山も軽快に登りますよ〜♪
そして!!
晴れた「モレーン湖(Moraine Lake)」の景色です!
「テンピークス」もはっきりと見えますね〜!
雨の日よりも、ターコイズブルーは一層濃くなった気がします。
湖面に雨粒が堕ちないので、水紋もなく滑らかな水面です。
ああ、美しい。
自然て、本当に凄いと思いました。
もう一つの岩山の頂きに移動したところです。やはり、この角度から眺める「モレーン湖(Moraine Lake)」が最高です。
この絶景は、自分の目で見る価値は大いにあります。レイク・ルイーズに足を運んだら、是非とも「モレーン湖(Moraine Lake)」にも立ち寄ってくださいね。
PIKA(ピカ)
晴れたらウサギの仲間の「PIKA(ピカ)」にも会えましたよ〜。
ネズミにも見えるのですが、ウサギの仲間だそうです。
ちなみに、ピカチュウとは関係ありません。
後ろ足は、なんだかウサギっぽいよね!
動画も撮れたので、ぜひご覧ください!
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今回のカナダ・アルバータ州のブログ取材について
アルバータ州観光公社から取材の依頼を頂き、カナダ・アルバータ州をブログ取材します。2011年夏、2014年冬に続く3度目のカナダ取材です。
過去のカナダ・アルバータ旅の記事
▼カナダ・アルバータ州・バンフのブログ旅まとめ(ロッキー山脈とスキーと犬ぞりとアルバータ牛と) #冬のカナディアンロッキー
▼【ネタフル・カナダ支局】カナダ・アルバータ州ブログ旅まとめ(恐竜と先住民とスタンピードと)