Googleが日本の企業や教育機関向けに「Chromebook」を提供開始したことを発表しました。個人向けの販売ではなく、あくまでも企業や教育機関向けとなっています。Google Enterprise Japan 公式ブログ: 企業や教育機関で Chromebook をご利用いただけるようになります。という記事になっていました。
Chromebook は Google により開発された安全で、高速に動き、手頃かつ使いやすい新しいタイプのコンピューターです。インターネットを通じてウェブアプリの利用が増えたユーザーにあわせてゼロから設計された Chromebook は、一般的なコンピューターで行うソフトウェアのインストールやアップデートなど面倒な手順とは無縁です。
Chromeアプリも増えてまして、ぼくもMac版Google ChromeからChromeアプリを使うことがあります。言うなれば、ウェブブラウザのGoogle ChromeがOS代わりになっているのが「Chromebook」ということですね。
次のような特徴が挙げられています。
・標準搭載されたセキュリティ対策
・シンプルな一括管理
・管理費の削減
・共有が簡単
導入や維持管理、ソフトウェアのインストールやアップデートの必要ながないため、管理費が大幅に削減できるということです。
「Chromebook」を提供する企業は、Acer、Asus、Dell、Hewlett-Packard、東芝などとなっています。
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▼グーグル、いよいよChromebookを国内で発売 – PC Watch
Chrome OS上で動作するアプリは「Google Chrome Apps」と呼ばれるWebベースのものや、Webサービスで提供されるものを利用するほか、ストレージもインターネット上のオンラインストレージを前提とする。これにより、Chromebookは本体を低価格に提供することができるのが特徴。
▼速報:Google、Chromebookを国内発表。法人向けに7月から販売。東芝含む5社が提供 – Engadget Japanese
ChromeOSの基板になっているChrome ブラウザーについて話をした後に、Chromebook(Chrome OS)について説明。Chrome OSは、インターネット上のウェブアプリケーションの利用に最適化されたOSであり、一般的な汎用OSでは実現できていなかった「Simple、Speed、Security」の3つのSを取り入れたOSであることを話しました。