「白い巨塔」「大地の子」「沈まぬ太陽」などの小説で知られる作家の山崎豊子さんが、2013年9月29日に亡くなりました。88歳でした。「白い巨塔」の山崎豊子さん死去という記事になっています。
「白い巨塔」や「大地の子」「沈まぬ太陽」などスケールの大きな社会派小説で知られる人気作家、山崎豊子(やまさき・とよこ、本名杉本豊子=すぎもと・とよこ)さんが29日午前、死去した。88歳。大阪市出身。
テレビドラマの原作にも「白い巨塔」や「大地の子」「華麗なる一族」などはテレビドラマにもなりました。スケールの大きな社会派の作品を発表される方、というイメージです。
2001年ごろから両足や手の指がまひし執筆を中断したこともあったが、09年に外務省機密漏えい事件に材を得た「運命の人」全4巻を発表。ことし8月から週刊新潮で「約束の海」の連載を始めたばかりだった。
この「約束の海」に関しては、6回までが掲載されていますが、予定の20回分までを既に執筆されているのだそうです。そんなに先まで書かれていたのですね。
弔問した新潮社の関係者は「(山崎さんは)29日午前2時過ぎに入院先の病院で亡くなりました。心臓が弱ってきて、最後は眠るように亡くなった。大往生じゃないですか」とコメントしています。
心よりご冥福をお祈りいたします。