ドコモが5カ月ぶり純減、他社から乗り換え促せず=6月契約数ということで「ツートップ」戦略を開始したNTTドコモですが、6月は-5,900件の純減となりました。5ヶ月ぶりのことです。
「ツートップ」戦略としてスマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)2機種を割安な価格で提供。他社への顧客流出は5月に比べて減ったが、他社からの流入を促すまでには及ばなかった。
NTTドコモのMNPでの転出超過も146,900件で、転出超過は2009年2月から53ヶ月連続で続いているそうです。MNPで大流出です。
KDDIとソフトバンクは次のように純増しています。
KDDI 232,200件
ソフトバンク 248,100件
ソフトバンクは純増数は18ヶ月連続で首位となっています。
MNPは次のようになっています。
KDDI 85,300件
ソフトバンク 59,900件
NTTドコモから流出し、その分、KDDIとソフトバンクが増えています。
ドコモ、非情の決断 日の丸ケータイの終焉という記事もありました。
「ツートップ以外は相当つらい」。ある販売代理店関係者は6月に入ってすぐ、こう漏らしていたが、結果はすぐに出た。6月末までのスマホ販売台数はソニーとサムスンの主力2機種で合計123万台に達したが、ツートップから外れたパナソニックとNECはそれぞれ1万5000台、1万台ほどにとどまったという。
国内メーカーを守るためにiPhoneは採用しない‥‥というような話もあった気がしますが‥‥。