iPhoneを使っている時に、ウェブの表示などが止まってしまうような、いわゆる”パケ詰まり”と呼ばれる症状があります。この”パケ詰まり”を、通勤・帰宅ラッシュ時に行われた調査結果が発表されていました。
iPhone 5のパケ詰まり–KDDI版が20.4%、ソフトバンク版が2.3%という記事になっていました。
調査は、JR山手線の新宿、池袋、渋谷、東京、品川、新橋の6駅12スポットで通勤ラッシュ(7~9時)と帰宅ラッシュ(17~19時)に、各キャリアのiPhone 5、AndroidスマートフォンでYahoo! Japanのトップページが完全に表示されるまでの時間を計測した。
MMD研究所による「2013年6月通勤・帰宅ラッシュ時におけるスマートフォンのウェブ表示時間調査」という調査です。
気になるのは「iPhone 5」でして、ソフトバンクとKDDIを比較するとどうなのか‥‥というところですね。
KDDI | ソフトバンク | |
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朝の通勤ラッシュ | 8.97秒 | 4.42秒 |
夕の帰宅ラッシュ | 13.79秒 | 5.40秒 |
平均時間 | 11.38秒 | 4.91秒 |
通勤ラッシュというのは、それだけでも人が多くて繋がり難い時間帯ですが、その中での数字という訳ですね。結果として、ソフトバンクの方が”パケ詰まり”が少ないということになります。
“パケ詰まり”が少なければ、利用する際のストレスも減るという訳でして。
“パケ詰まり”の回数は、
KDDI版が全1200回調査中245回(20.4%)、ソフトバンク版が全1200回中28回(2.3%)
ということになっています。30秒で表示されるかどうか、ということですね。
「4G LTEを捕捉しているスポットでウェブページが完全に表示されるまでに30秒を経過したものを”パケ詰まり”としてカウントした」ということなので、ソフトバンクはかなりLTEでは頑張っている、ということが分かりました。