我が家でも宅配ピザを注文することがありますが、確かに原価率は低そうだけれど、決して安くはないな、と思います。その理由とは? 宅配ピザ 原価率が低いも値段を高くせざるを得ない理由とはという記事がありましたよ。
1枚2000~3000円と値段は高めで、ライバル店も目白押し。なのに潰れないのが宅配ピザチェーンだ。 実はこの価格設定が絶妙なのだという。
宅配ピザの値段の理由なんて考えたことなかったですけど、確かに、安くはないんですよね。むしろ原価率を考えれば高いカモ。
フードコンサルタントの白根智彦氏が、その理由を明かしています。
「宅配ピザの原価率は10~20%。しかし、だからといって値段を安くするとオーダーが入りすぎてしまい、デリバリーできない」
ええっ!?
そういう理由だったの!?
もちろん自分でピザを取りに行けば安くなる店もありますけど、デリバリーの人件費が大きかったのか!
「デリバリーを効率よく回せる“ほどほどの注文数”が一番儲かる」ということで、配達する人員との兼ね合いで付けられている価格なのですね。
「デリバリーの手間は一緒なので、何枚もオーダーしてもらうほうが粗利が稼げる。“2枚目からは半額”といったキャンペーンは、デリバリーコストに比べたら原価なんて問題ないということの証です」
クリスマスや天気予報が雨の時などは、あらかじめ人員は増やしておくのでしょうけどね。あえてピザの値段を下げる必要もないですしね。
お客に言えない「原価」と「儲け」のカラクリ (青春文庫) | ||||
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