Appleの経営人事の刷新が行われたのですが、そこで退職すると発表されたiOS担当幹部のスコット・フォーストールは、地図アプリに関する謝罪の手紙の署名を拒んだことが、その理由と伝えられています。
アップルの地図ソフト担当幹部が退職 謝罪の手紙への署名拒否が原因 – WSJ日本版 – jp.WSJ.comという記事になっていました。
フォーストール氏退職の背景には、他の経営幹部との長年にわたる確執がある。上級幹部は以前から、フォーストール氏が非協力的で、ジョブズ氏との親しい関係を誇示していると不満をもらしていた。
もともと経営幹部とスコット・フォーストールの関係はよくなく、そこにスティーブ・ジョブズがいたから、うまく回っていたようです。
スティーブ・ジョブズの死後、スコット・フォーストールは「Appleには決断者がいない」「iOS開発に物足りなさを感じている」といった不満を漏らしていたのだとか。
そこにきて、スコット・フォーストールが数年来取り組んできたという、先日の地図アプリ騒動です。
関係筋によると、この危機にどう対処するかを決断するにあたってフォーストール氏は、数年前にアイフォーンのアンテナに欠陥が見つかったときのように謝罪せずに対応できる可能性があると主張した。だが、クック氏をはじめとするその他幹部は同意せず、謝罪の手紙には代わりにクック氏が署名することになった。
これが理由で、スコット・フォーストールはAppleを退職することになったということです。
スコット・フォーストールはスティーブ・ジョブズの後継者として名前が出るほどでしたが「一緒に働くのが難しいことでも知られており」ということで、スティーブ・ジョブズがいたからこそ、輝けていた人材だったのかもしれません。
今後、こうしたことによる人材の流出は増えるかもしれませんが、しかしそれは致し方のないことかもしれません。
あわせて「まあ、スティーブがいなきゃあそこでやっている意味ってあまりないもんね」という、モダシンさんの記事もどうぞ。
追記:
ネタフルでは「ジョブズ二世」と期待されるAppleのスコット・フォーストルとは?という記事も書いていました。
「アップル追放前」のスティーブ・ジョブズとよく似たところがある