6時半くらいから始まった天体ショー、金環日食をご覧になった人も多いかと思いますが、日食グラスを使わずに裸眼で見てしまった人はいないでしょうか?
日食始まる 太陽を直接見てしまったら :日本経済新聞という記事があったのでご紹介しておきますよ。
太陽の光が目の奥の網膜に届き、網膜を傷める「日食網膜症」になる恐れがある。サングラスや下敷きなどで不適切に観察したり、日食グラスを使っていても外したときにちらりと太陽をみたりすると、目を傷める場合がある。
薄曇りになると日食グラスだと見えにくくなってしまったのも事実ですが「ちらりと太陽をみたり」でも、目を痛めてしまうことがあるのですね。
症状としては、
・視野の中心に黒い影が見える
・ものが歪んで見える
・視力が低下する
・目の奥に痛みや違和感を感じる
・めまいや頭痛
といったものが挙げられるそうです(観測の当日から数日後に)。
目がおかしいと感じたら、眼科を受診しましょう。とはいえ「有効な治療法はなく、自然に回復するのを待つしかない」ということなのですが。
裸眼ではなくデジカメなら大丈夫だろうと、フィルターを付けずに太陽を撮影された方もいるかもしれませんが「太陽の強い光や熱で、カメラ(特に受光素子)が壊れる可能性」がありました。ので、おかしいと思ったらそちらを疑ってみて下さい。
望遠鏡や双眼鏡で太陽を見るのはすごく危険だということが分かる動画を見ると、その恐ろしさが分かります。
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