カロリーゼロ飲料は、肥満とウツを誘発する 郷に入っても郷に従わずという、ちょっと気になる記事がありましたよ。ダイエットのために、カロリーゼロ飲料を飲んでいる人も少なくないのでは?
動物実験でも、2008年にパデュー大学の研究者は、サッカリンを摂取したラットは、砂糖を摂取したラットに比べて、食べ過ぎのため体重が増加したことを報告しています。
いくつかの疫学研究において「特にダイエットソーダに含まれているアスパルテームやスクラロースなどの人工甘味料が、肥満や糖尿病の原因になることがわかってきた」と記事。
人工甘味料というよりも、そもそもダイエットソーダを飲む人は肥満もしくは予備軍が多いので、肥満や糖尿病になりやすい‥‥ということもあると思うのですが、次のような“生理的反応”が紹介されています。
・人工甘味料はカロリーがなく熱に変換できず、身体がエネルギーを要求して食欲増進に。
・人工甘味料は血液中の糖の上昇がないため低血糖に、空腹という信号が送られ食欲が増加。
などなど。
単に、カロリーがある/ない、という話ではないようですね。
インスリンの作用で、糖分は脳のセロトニンの分泌を増加させます。セロトニンは幸せの神経伝達物質です。もし、インスリンの分泌が低下すると、幸せ感も低下します。
そんな効果もあるんですね。
ただし「これらはすべて動物実験による結果で、現在の時点では、人に対する影響は明確な証拠はない」と言われているそうなので、どう判断するか難しいところではあります。
個人的にはカロリーゼロ飲料を飲むことは多くはないので、できるだけ現状をキープしようと思います。飲むなら麦茶か水ですね!