2012年4月19日にリリース予定の、3Dエンジン「デキャンタ」により開発された、触れるiPad絵本アプリ「偉大な魔法使いオズ 」を先行して試させて頂きました!
3Dエンジン? なにそれ?
という方が少なくないと思いますので、まずはアプリをご紹介します。
いわゆる「オズの魔法使い」のインタラクティブな電子書籍です。触れる絵本という訳です。
進む、戻る、メニューなど、操作は極めてシンプル。小さな子供でも、すぐに覚えてしまうでしょう。また、触る(タッチ)だけでなく、傾ける動作も必要です。
例えば、この「つむじかぜ」というテキストに触れると、それがピューッと飛んでいったりする訳ですね。
これは傾きを利用するページなのですが、iPad本体を傾けると、窓から見える景色が変わったりするのですね。
とりあえず、子供(5歳児)は読むというよりも「触る」ことに夢中になっていました。
ゲーム感覚というか、あちこち触っていろいろな反応があるのが楽しいみたいです。音読機能もあるのですが、小さい子供にとっては、絵本というよりも、飛び出す絵本に近いかもしれませんね。
けっこう熱心に触ってましたよ。独特な絵もキレイですし、音も良いので、子供に触らせても安心だと思いました。
目次と設定もシンプルです。細かい効果や音の設定も可能ですが、このあたりで迷うことはないでしょう。
読み上げ機能をオフにして、自分で読み聞かせをしながら、ところどころで画面をタッチする、みたいな使い方、いわゆる「絵本+」みたいなのが、子供と一緒に楽しむには良いですね。
紹介動画もあるのですが、まさにこういう奥行きのあるヌルヌルとした世界がiPadの中で繰り広げられています。確かに、この動画の通りでもあるのですが、ぜひとも体験として触ってみて欲しいところです。
また、絵本の中には15匹の「翼ザル」が隠れているそうで、読むだけでなく、それを探すという遊びも仕込まれています。これは子供も夢中になりそうです!
さて、タイトルのところでも触れていますが「偉大な魔法使いオズ」は「デキャンタ」という3Dエンジンにより開発されています。
「デキャンタ」は3Dインタラクティブブックを作るためのエンジンで、低コストながら高いクオリティの作品を実現することができるのは、この「偉大な魔法使いオズ」を見れば分かる通りです。
iPhoneだけでなくAndroidにも対応し、マルチプラットフォームを実現しているだけでなく、3Dアニメーターであれば、自分で作品を構築することができてしまうのです。
イメージとしてはこんな感じで、レイヤーにより奥行きと立体感が実現されるのですね。3Dアニメーターだけで構築できる、という所以でもあります(サウンドセットも用意されているそうです)。
「偉大な魔法使いオズ」は、iPadアプリらしいユニークな動きを見せるために作られたアプリでなく、あくまでもコンテンツ、ストーリーに添ってより良く見せるために採用されたであろう3Dエンジンがとても心地よいアプリに仕上がっています。
今後、登場するシリーズも、どんな仕上がりになっているのか注目してみたいと思います。小さいお子さんのいる方は、ぜひ家族で体験してみて下さい!
「偉大な魔法使いオズ」は450円のiPadアプリです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■1+1キャンペーン
「オズの魔法使い」日本語版アプリを購入した方に、期間限定で英語版をプレゼントいたします。購入方法はiTunesストア内をご確認ください。キャンペーン期間は4月19日(木)~22日(日)まで。
■15モンキーTwitterキャンペーン
「オズの魔法使い」を最後のページまでめくると、今まで見えなかった翼ザルがイラストの中に現れます。この隠れている15匹の翼ザルをすべて見つけた方を対象に、抽選で50名様に「iTunes 1500円分」をプレゼントいたします。
15匹の翼ザルを見つけると、アプリ内に参加リンクが出現します。そのリンクから、参加ユーザーのアカウントを活用しTwiiterにアプリの感想を書くことでキャンペーンに参加できます。
当選者には、「iTunes 1500円分」のコードをEメールにて送付いたします。キャンペーン期間は4月18日(水)から5月2日(水)まで。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~