第5回ポプラ社小説大賞受賞作である、水島ヒロこと齋藤智裕のデビュー作「KAGEROU」が発売になりました。
『KAGEROU』――儚く不確かなもの。
廃墟と化したデパートの屋上遊園地のフェンス。
「かげろう」のような己の人生を閉じようとする、絶望を抱えた男。
そこに突如現れた不気味に冷笑する黒服の男。
命の十字路で二人は、ある契約を交わす。
肉体と魂を分かつものとは何か? 人を人たらしめているものは何か?
深い苦悩を抱え、主人公は終末の場所へと向かう。
そこで、彼は一つの儚き「命」と出逢い、
かつて抱いたことのない愛することの切なさを知る。
水嶋ヒロの処女作、
哀切かつ峻烈な「命」の物語。
ぼくもまだ読んではおりませんが、どんな内容なのか気になるところです。
Amazonのカスタマーレビューには、既に500件を超えるレビューが寄せられていますが、数字だけ見るとまさに賛否両論、という感じですね。
カスタマーレビューを読んでみると、なんだか大喜利みたいになってますね‥‥。