高速道路の標識、「ヒラギノ」書体に iPadと同じという記事より。
東日本、西日本、中日本の各高速道路会社(NEXCO)は、高速道路の案内標識に使ってきた独自の書体を、米アップルのiPad(アイパッド)などに採用されている市販のものに変えることを決めた。
高速道路の案内標識のフォントが、従来の独自の書体から、iPadなどで採用されている大日本スクリーン製造の「ヒラギノ角ゴシック体 W5」に変更されることになったそうです。
「ヒラギノ」といえば、Macでも使われているフォントですよね。
「文字を構成する一画一画の間の空白の大きさが均等に見えるのが特徴」で、高速走行中でも見やすいのだそうです。
これまでの書体は昭和30年代に、旧日本道路公団が考案した「公団ゴシック」と呼ばれるもので「字の印象を決める部位を強調したり画数が多い漢字は大胆に省略したり、ドライバーが一瞬で認識できるよう工夫」がされていたのだとか。
ただ、省略しすぎるという指摘や、そもそもの開発者が既に亡くなっていることなどから、今後は「ヒラギノ」を使うよう決定したということです。
ヒラギノ – Wikipediaによると「名称は京都市北区の地名である柊野(ひらぎの)に由来」しているのだとか。
▼TrueType フォント ヒラギノ角ゴシック体 3/5/7 Ver4.1 for Windows