阿部が出発「また何かにチャレンジできるという思いがある」という記事より。
サッカーのイングランド2部リーグ、レスターへの完全移籍でクラブ間合意しているJ1浦和の日本代表MF阿部勇樹(28)は25日、成田空港で取材に応じ「また何かにチャレンジできるという思いがある。まだ(正式に)決まってはいないが、そうなることを願っている」と初の海外挑戦へ意欲を語った。
昨夜の「Talk on Together」で柱谷GMがクラブ間合意に達していることを明かした阿部勇気の移籍ですが、メディカルチェックを受けるためにイギリスに向けて出発しました。
恐らくメディカルチェックは大丈夫でしょうが、問題となるのは就労ビザの方でしょうね。条件的には満たしていないので、ワールドカップの出場などで特例が認められるかどうか。
就労ビザが取得できない場合は、浦和レッズに残留ということになります。
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J1浦和の柱谷幸一GM(49)は24日、日本代表MF阿部勇樹(28)のイングランドチャンピオンシップリーグ(2部相当)レスターへの移籍について、クラブ間で合意に達したと発表した。
英国での就労ビザ取得には日本代表戦で一定の試合数に出場していることが必要で、阿部はこの要件を満たしていない。しかし浦和の柱谷幸一ゼネラルマネジャーは「ワールドカップ(W杯)で全4試合に出ている。(特例で)クリアできると思っている」と述べた。
イングランド2部レスターから獲得オファーを受けている日本代表MF阿部勇樹(28=浦和)に関する移籍交渉が24日、クラブ間合意に達した。22日から代理人のロベルト佃氏が現地入りし、最終交渉を行っていた。この日、浦和のクラブハウスに姿を見せた阿部は、25日にメディカルチェックを受けるために渡欧することを明かした。
阿部はメディカルチェックを受けるため、成田空港から出発。28日か29日に帰国する予定。英国での就労ビザが取得できれば、正式契約する見通し。
阿部は海外志向が強く、昨オフから代理人を通じて欧州の複数のクラブと下交渉を続けていた。21日までにレスター側から税抜きの推定年俸120万ユーロ(約1億3200万円)という好条件のオファーが届き、23日に代理人が急きょ渡欧していた。
阿部は25日に渡英して、レスターでメディカルチェックを受ける予定。柱谷GMは「就労ビザもおそらく大丈夫。ビザが通り、メディカルがOKだったら、そこでサインする運びになる」と明かした。この日、クラブハウスを訪れた阿部は無言だったが、以前から「(海外挑戦を)目標にやってきた」と語っており、積年の夢に大きく近づいた。