ホームだし、前の試合からの悪い流れを断ち切るためにも、なんとか欲しかった勝利なのですが、終了間際の失点により0-1で敗戦でした。
試合結果
浦和レッズ0-1(前半0-0)清水エスパルス
得点者:87分原(清水)
入場者数:34,040人
試合内容は良かったのですけどね。ゴールが遠い。ボランチに入った堀之内も走り回ったし、ロビーも柏木も調子は悪くなかったと思います。ただ、ゴールが遠い。
当然、時間帯というか流れがあり、決められそうなシーンはある訳です。しかし、バーやポストに嫌われてしまうのですね。
そこを確実に決めておかないと、というところで得点することができず、いつものパターンでクロスを放り込まれて失点‥‥という、いつか見たようなことが何度も繰り返される最近の試合です。
個人的には、スピラノビッチがヨンセンをきっちりと抑えた、というのが収穫でしょうか。小野伸二を熱くさせた、宇賀神のオーバーラップも良かったのではないかと思います。
後は本当に、ゴールだけですよね。前半のそれなりの時間帯に先制することが出来れば、思いどおりのゲームプランで試合を運ぶことができるのでしょうが。
田中達也が、ノーファールなのに負傷退場するというヒヤリとするシーンがありましたが、長くかかるケガではないということで一安心です。
フィンケ監督は次のようにコメントしています。
確かに、現状では私たちには、とても小さな幸運というのがなかなか巡ってきません。今日の試合だけでも、たくさんそのようなシーンがありました。例えばエスクデロのシュートがポストに当たったときもそうですし、田中達也に対してのファウルのときもそうです。どうも現時点では私たちに対して、そのような幸運は与えられないようです。しかし、今、チーム全体として正しい道を進んでいることは事実ですし、今、とてもいい形でチームが成長しているということは皆さんもごらんになっってお分かりだと思います。今日の試合に関しては本当に優れたパフォーマンスと内容を見せていました。
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細貝 萌
「今日は、結果だけを求めてやっていました。結果がやっぱり大事なので。負けたことに関しては残念です。いくら内容がよくても負けてしまったら、その事実は変わらないですし、ここ最近、そういう試合が多かったので、特に今日は勝ちにこだわってやっていたので、とても残念です。
1次L第5節最終日(30日、埼玉)浦和が連敗を喫し、自力での決勝トーナメント進出が消滅した。前半36分にはFW田中が相手DF2人と交錯し、負傷交代。スパイクで左ひざ上の肉をえぐられ、試合後は足を引きずりながらも「大丈夫」と口にしたが、医務室で計6針を縫合した。
試合後はスタジアム内で2針縫う処置を受けたが、柱谷GMは「2、3日様子を見れば大丈夫。代表はすぐに来いと言われれば厳しいけど、影響はない」と軽傷を強調。田中も「相手のスパイクのポイントが入った。でも、大丈夫ですよ」と気丈に話した。
浦和が痛い敗戦を喫した。攻め続けるもゴールが奪えず、後半42分にクロスを決められ0-1で敗れた。26日の山形戦に続く完封負け。清水と入れ替わりB組5位に転落、自力突破が消滅した。