年俸600万円ですが、ゴン来て!…熊本という記事より。
火のように熱いストライカー中山のもとに“火の国”熊本からオファーが届いた。現在、J2で14位と苦戦する熊本は、J1歴代最多の157得点を誇る中山の実力と実績を高く評価。磐田が来季の契約を結ばないことを通告した直後に獲得に名乗りをあげた。
元ジュビロ磐田の藤田俊哉が移籍した「ロアッソ熊本」が、ジュビロ磐田から戦力外通告された中山雅史にオファーを出していることが明らかになりました。
ただ、ネックとなるのは、やはり条件面だ。熊本が中山に提示した推定年俸は600万円。今季の推定年俸2200万円の30%弱と厳しいものだ。
テレビCMなど副収入に期待すれば‥‥というところはあるでしょうか。「ロアッソ熊本」自体も、2008年の選手、スタッフ人件費が約2億円と、かなりキツキツの運営を行っているのが実情です。
中山雅史に対して、横浜FCのカズは「本人がプロという意識を持ち続ければ、JリーグでもJFLでも、もっと下のリーグでもやれると思う」とエールを送っています。
中山雅史は「カズさんがやってるんだったら、おれも頑張りたいという気持ちになる。カズさんの姿はすごく強い刺激を与えてくれる。その姿が僕の原動力なのかもしれない」と話しています。
これほどまでに泥臭く現役にこだわる姿勢、若手の目にはどう映っているでしょうね。アラフォー同世代としては応援したくなりますが。
▼スポーツの知と技―トップ・アスリートへの軌跡 (単行本(ソフトカバー))