警察官、猫処分かわいそう→逃がす→自分が処分される

「殺処分かわいそう」と“猫解放”した警官処分という記事より。

交番に届けられた「迷い猫」が殺処分されるのはかわいそうだと、逃がすよう指示した兵庫県警の警察署勤務の男性職員が、届けを受け付けた際に作成した書類の廃棄も指示していたとして、所属長訓戒の処分を受けた。

9歳の男の子が迷い猫を見つけ交番に届けたのですが、そのまま飼い主が分からないと殺処分となるため、警察署勤務の警察官が「飼い主の元に戻る習性がある」と、元の路上に戻すよう交番に指示したのだそうです。

その際に「戻るだろう」と考えて書類の廃棄も指示していました。

翌日、猫の遺失届を出した飼い主が、逃がしたことを聞いて苦情を訴え、警察署は情報提供を呼び掛けるポスターも作ったが、猫は見つからなかった。

飼い主としては「そのまま保護してくれていれば」という思いですが、警察官もよかれと思ってやったことが裏目に出てしまいましたね。

「親切心から出た行動だが、公文書の廃棄は問題」として、所属長訓戒の処分を受けたということです。

猫語の教科書 (ちくま文庫) (文庫)

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