漫画「神の雫」最高位“料理本アカデミー賞”という記事より。
ワインをテーマにし350万部以上を売り上げた漫画「神の雫」(亜樹直・作、オキモト・シュウ画、講談社)が「グルマン世界料理本大賞」の「殿堂」を受賞し1日(日本時間2日)、パリで授賞式が行われた。
週刊モーニングに連載中のワインマンガ「神の雫」が「グルマン世界料理本大賞」の「殿堂」を受賞したというニュースです。
「グルマン世界料理本大賞」がどんなものか分からなかったのですが、記事では“料理本のアカデミー賞”と紹介されています。さらに「殿堂」が最高位とも。
ということは、料理本のアカデミー賞でグランプリを獲得したってことですか!? すげー。
なぜフランスで日本のマンガが? と思ったのですが‥‥
優れたワイン12本とそのうちの最も優れた「神の雫」を主人公が探し当てるというストーリーで、単行本が20巻出ている。取り上げられた仏ワインに注文が殺到することで話題となり、仏語版も8巻が約35万部売れているという。
ということで、ワインの売れ行きがフランスに与えている影響も少なくない、ということなのかもしれませんね。
「主要な仏ワイン輸入国である日本で、ワインが普遍的な視点から、しかも漫画という新しい様式で描かれた点が評価された」ということです。
作画を担当しているオキモト・シュウ氏の写真もあるのですが、えっ、女性だったんですか!?
亜樹直 – Wikipediaによれば、原作者となっている「亜樹直」は本名は樹林伸氏で、他にも安童夕馬、青樹佑夜、天樹征丸、有森丈時など、作品毎にペンネームを使い分けているそうです。元講談社の編集者です。
▼神の雫 (1) (モーニングKC (1422)) (コミック)