「常連は広告を見てくれない。検索でたまたまやってきたユーザの方が広告を踏んでくれる」

検索流入率とRPMが相関関係にあるコンテンツと,逆相関になるコンテンツとがあるっぽい事 : nabokov7; rehash – livedoor Blogというエントリーより。

「検索エンジンからの流入率と、コンテンツマッチ広告の RPM (revenue per mille … 1000PVあたりの収益) との間に相関関係がある」 かどうかが、ときどき話題にのぼります。

要するに、Google AdSenseに代表されるコンテンツマッチ広告をクリックしているのは検索エンジンからの訪問者ではないか、ということなのですが、これをきちんと検証しているありがたいエントリーです。

ぼく自身、もうかれこれ丸6年くらいブログを書きながらずっとアクセス解析を見続けているので、例えば、

・検索キーワードとAmazonや楽天で売れているものを見比べる

だとか、

・検索エンジン経由のアクセス数とAdSenseのクリックを見比べる

だとか、日常的に目にしている体感的な気づきとしてはあったのですが、こうやってきちんと検証されているものを見ると、なるほどな、と思います。

ブログをメディア化するためには、常連さんと一見さんと、まさに両輪がくるくる回るような状況を作り上げていくことが大事、ということなのでしょう。

ちなみに、ネタフルの場合は検索エンジンからの訪問者が50%くらいです。フローとストックが半々くらいで利いているのかな、と思っているのですが。

天気や地図などのツール系のサービスと、ブログやニュースなどのコンテンツ系のサービスでは広告の出し方を全く別に設計した方がいいらしいことが分かってきました。

地図や天気などの「ツールっぽいグループ」と「上記以外のグループ」に分けて考えているのも興味深いですね。ぜひエントリーをご覧ください。

(via tabbata