ヴィッセル神戸が、ボルフスブルク・大久保嘉人を完全移籍で獲得したことを発表しています。
このたび、ヴィッセル神戸では、ブンデスリーガ(ドイツ1部)ヴォルフスブルクより、FW大久保嘉人選手(27)の完全移籍加入が決定しましたので、お知らせいたします。なお、同選手は、明日(6月17日)より、チームに合流する予定です。
早速、チームにも合流します。
大久保嘉人は「また神戸でプレーできることを嬉しく思います。ACL出場という目標に向けて、そしてこのクラブで絶対にタイトルを獲りたいという強い気持ちを持って、全力で頑張りたいと思います」 とコメントしています。
わずか半年でのヴィッセル神戸復帰について、マスコミからは「恥ずかしくないか」という厳しい質問も飛んでいます。「恥ずかしかったら帰ってこない。プライド捨ててやらないと」と大久保。
複数年契約で推定年俸5,000万円。背番号は「50」です。
「ドイツでは試合に出てなくて、試合勘のなさを感じていた」ということで、W杯を見据えての復帰となります。ドイツでは活躍できませんでしたが、Jリーグではちょっと怖い存在ではありますね。
一方で「実力で先発の座を奪い取るという気持ちはないのか。出場できないので、半年で戻る。それでいいのか」というヴィッセル神戸関係者もいるということです。
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大久保は来年のW杯南アフリカ大会に出場する日本代表に選出されるため、出場機会を求めて移籍を希望。攻撃陣の強化を目指す神戸が再獲得に動いていた。
クラブの親会社の楽天・三木谷浩史社長を訪問して、復帰報告を行い「得点とアシストをできるだけ多く決めたい」と話した。
ドイツでのリーグ戦終了後は代表招集と、シーズンオフがほぼない状況だが、大久保は「今回、5日くらい休んだんで全然いけます」と出場へ意欲的な姿勢を見せた。
神戸・三木谷浩史会長「話がまとまって、もろ手を挙げて万歳している。感激だ。(大久保は)監督の評価も高い」
大久保は今年1月に、ウォルフスブルクへ200万ユーロ(約2億5400万円=当時レート)で完全移籍。リーグ戦9試合に出場も、先発出場は1度も無く1アシストに終わった。