「中田英寿」というビジネスモデル

武藤文雄のサッカー講釈: 中田英寿氏のビジネスというエントリーより。

商品としての中田氏の肖像や行動を用いてビジネスを行っているサニーサイドアップ(中田氏も役員として経営に参画)が、中田氏の故郷で行われる信玄公祭りとタイアップしたサッカー試合と言うビジネスを企画。それに甲府市長(繰り返すが、兼山梨県サッカー協会会長)が乗ったと言う事だろう。

旅人の中田英寿が「テイクアクションFC」として先日、ヴァンフォーレ甲府と親善試合をしたことは記憶に新しいのですが、バタバタとした裏側があったようです。

ヒデ凱旋試合 一時は中止の危機とう記事を受けてのエントリーとなっていますが「小瀬陸上競技場はほぼ満員となり大盛況だったが、シーズン中のJリーグ重視を貫く日本サッカー協会との調整を巡って紆余(うよ)曲折があり、一時は開催中止がささやかれた」と元記事。

正直なところ「Jリーグのシーズン中になぜヴァンフォーレ甲府が親善試合?(しかもリーグ戦の翌日に)」と、ぼくも思いましたが、やっぱりゴタゴタしていたのですね。

で、どうしても感じてしまうのはやはり、こういうことです。

けれども、どうして中田氏あるいはサニーサイドアップの企画する催し物と言うのは、毎回胡散臭い雰囲気が漂うなり、ひと悶着あるなどするのだろうか。購入者に一見寄付行為を行っていると錯覚させるホワイトバンド、相撲界全体に迷惑をかけた朝青龍とのボール蹴り、チャリティマッチに見せかけた(ようにしか思えない)日産スタジアムでの花相撲。

ついつい「どんな仕掛けがあるんだ?」と裏読みしてしまいます。

いっちょ地元のためにヴァンフォーレ甲府で1年間だけ現役復帰! とかしたら、最高にカッコイイのになぁ。

旅をしている中田英寿じゃなく、ピッチの上で真剣勝負している中田英寿を観たい人はきっと多いはず。

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