やっぱり「砂上の楼閣」だった ドバイ不動産開発バブルの崩壊という記事より。
「ドバイがエミレーツ航空をアブダビに譲渡する」——。アラブ首長国連邦(UAE)の新聞では連日、こんな仰天情報が飛び交っている。後日、ドバイ政府が否定コメントを出したが、未曾有のバブル崩壊で窮地に陥っているのは間違いない。
いつまでもバブルは続くもんじゃないと思っていたのですが、ドバイで不動産バブルが崩壊してしまったみたいです。
いろいろと世界一みたいな建造物が作られていたドバイなのですが、結局のところ資金提供していたのは欧米の有力銀行や投資ファンドということで、サブプライム問題の余波で撤退していったそうです。
ドバイ開発資金の貸し手上位には、ロイヤルバンク・オブ・スコットランドやシティバンクといった欧米系金融機関の名前が並ぶ。これらの銀行には公的資金による資本注入が実施されており、これからも融資を継続するとは考えにくい。
ドバイ政府と政府の傘下企業が抱える負債は合計およそ7.4兆円だそうです。「普通に考えれば、借り換えがうまくいくことはまずありえない」と記事では書かれています。
お隣のアブダビにお金がたくさんあるらしいのですが、果たしてどうなるのでしょうか?
ドバイ(アラビア語: دبي、Dubayy、英語: Dubai)は、アラブ首長国連邦を構成する首長国のひとつ。
元々は小さな漁村だったそうです。
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