アウェイ札幌での試合は先制されるも、田中達也、エジミウソンのゴールにより2-1での勝利となりました。
これまでの3バックとは打って変わって4-2-3-1の布陣。ボランチには闘莉王が入り、セルヒオ・エスクデロが初先発となりました。
後半9分、浦和が相手のミスから勝ち越し点を挙げる。DF闘莉王が中央からゴール前に放り込んだボールを、札幌DF柴田が処理をちゅうちょ。FWエジミウソンがGKとの間に入り込み、右足でループシュートを決めた。その後は札幌の反撃を封じ、浦和が2-1で勝利。勝ち点3を手にした。
システムを変更した理由を、ゲルトは「簡単に言うと、オフェンスの選手をひとり増やしたからです」とコメントしています。
勝利したのは良かったのですが、最下位でJ2に沈むコンサドーレ札幌相手ですから、ぬか喜びもできないのかな、と思います。ここから後に続く試合を勝ってこそ、だと思います。
とはいえ、選手たちも4バックには手応えを感じているようです。シーズン終盤の11月になってから‥‥というのが残念ですが。
結果的に上位陣が崩れ、浦和レッズは暫定2位になりました。
鹿島 53
浦和 53
名古屋 52
川崎F 51
大分 51
東京 51
浦和レッズとしては他チームのことは忘れ、チャレンジャーとして自分たちの試合をするしかないですね。
浦和、逆転Vいける!達也弾で暫定2位浮上によると、
エンゲルス監督は「攻撃的な選手を増やしたかった」と選手、スタッフの意見を聞いた上で、4-3-3システムを今季初めてスタートから採用した。
ということで、選手やコーチ陣から4バックが進言されたことを伺わせます。
初先発となったセルのコメントです。
スタメンで出られたのは嬉しく思う。ただ、ウチには日本を代表する選手が何人もいて、そういう選手がベンチにいるなかでのプレーだったのでプレッシャーはもちろんあった。次の試合は出られるかどうかわからないが、しっかりとアピールしていきたいと思う
こうした若い選手も、もっと早くから使いたかったですね‥‥。
田中達也が海外移籍を希望している、という気になるニュースも出てきました。永井雄一郎に加え、田中達也まで移籍するとなるとチームとしては痛いですが。
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チーム得点王となったエジミウソンは「今日はチーム全体が良かった。残り試合が重要。全部勝ちたい」と優勝意欲を口にした。
0―1で迎えた前半28分。MFポンテのミドルシュートが左ポストを直撃したところに右足を合わせたのが、FW田中達だった。同点弾で試合の流れは変わり、エジミウソンのゴールで逆転勝ち。
「エジの動きがよかったからね。ボールをつなぐことを意識したけど、結構ボールにも触れたし良かった」と満足そう。
10月5日の千葉戦以来、公式戦6試合ぶりのゴールとなる決勝弾を決め、「大事なのはスコアじゃなくて勝ったこと」と笑顔を見せた。
リーグ戦初先発だった20歳のエスクデロは、積極的なドリブルでの仕掛けが光った。キープ力があり、周囲が攻め上がる時間をつくることに貢献した。
後半9分にFWエジミウソンが決勝点を決めて、2―1の逆転勝ち。サポーターの怒りにつながるほどの苦境に陥った赤い悪魔は、約2か月半ぶりのリーグ戦連勝で復調の兆しを見せ、大声援を浴びた。
後半9分にFWエジミウソンの決勝点が生まれ、公式戦3連勝にエンゲルス監督は「(布陣変更は)攻撃的な選手を1人増やしたかった。優勝は、まだ十分に可能性ある」と手応えを語った
FW田中達に代わって左サイドに入りセットプレーのキッカーを務めたが、得点には絡まなかった。出場時間が短かったこともあり、試合後は「感想?特にないです」と言葉少なにバスに乗り込んだ。
「最初は不安でいっぱいだったけど、若いのは僕だけだったので、とにかく走り回ろうと思っていた」
ゴールやアシストはなかったものの、後半ロスタイムに交代するまで勝利に大きく貢献した。試合後、本人は「ピッチ内でサポーター(の期待)に応えられたのは良かった」と胸を張った。