ゲルト・エンゲルス「後半戦を見据えて指揮官の決断」という記事より。
突然の監督就任から3カ月。ゲルト・エンゲルスはチームを立て直し、リーグ戦では名古屋と勝ち点で並びながらも得失点差でかろうじて首位の座守っている。しかし、ナビスコカップでは1試合を残して1998年以来となる予選リーグ敗退が決まった。リーグ戦がいったん中断期間に入り、日本中の注目がW杯予選に集まる中、6月28日のリーグ再開を見据えて指揮官が現在の思いを明かしてくれた。
「浦和レッズマガジン7月号」の記事、ゲルトのインタビューが読めるようになっていました。
やや古い記事なのですが、最近では解任論にまで至ってしまったゲルトが、どのようなことを考えていたのか、が分かります。
以下、個人的なメモです。
・基本的には前半は様子を見て後半に手を打つ
・闘莉王の中盤起用で影響力が高くなるだろうという読み
・阿部はMFよりDFの方が好き
・基本的にパスが多過ぎるのは問題だと思っている
・相手陣内に入ったら1本のパスでゴールに迫るプレーが理想
・ホリ(堀之内)は当たりが強く安定している
・堤はポジショニングが良くボールへのアプローチも的確
・梅崎、高原、エジは初めてなので連携が難しかったが
・エジと高原はできるだけ長く一緒にプレイさせたい
・高原のコンディションには満足している
・勝敗において気持ちの問題は重要なファクター
・選手に対して規制を敷き過ぎるとプレーが硬くなる
・基本的に縦のスイッチとスピードが重要
・日本人は運動量は多いが確率の低いプレーを繰り返していた
・運動量に関しては世界と戦えるポテンシャルがある
・そこに判断力を上積みしなくてはならない