WWDCで発表された「MobileMe」の便利さがイマイチよく分からなくて「「MobileMe」とは何か?」というエントリーを書いたのですが、実はそれでもピンときませんでした。
正直なところ「同期サービスに年間9,800円は高いな‥‥」くらいの勢いだったのですが「あれ、これ“MobileMe”だったら便利なんじゃないの?」なシーンに初遭遇。
今は「iPhone」を購入するのにあわせて申し込むしかない! と思っております。
具体的にどんなシーンだったかというと、飲み会の待ち合わせシーンです。
お互いの携帯電話の番号をSkypeで投げあったのですが、ぼくは電話番号を携帯電話のアドレス帳に入力するのが嫌いなんですね。プチプチ面倒だから。
その時に思ったのが「Macのアドレスブックに入力しておけばMobileMeがiPhoneと自動で同期してくれるのでは‥‥」です。
Macからキーボードで文字入力するのはそれほど苦にならないですし、あとは全てのデバイスのデータを自動的にアップデートしてくれるというのは、便利この上ないじゃないですか。
で、同じようなことが書かれている記事にも遭遇しました。
▼Microsoftが13年かけてできなかったことをやり遂げたApple
自宅でも、会社でも、普段持ち歩いているモバイルPCでも、同じメールボックス、同じスケジュール、同じアドレス帳、同じブックマークをいつでも使える。
MicrosoftのExchangeを引き合いに出して語られているのですが、Googleなどが突っ走っている「あちら側とどう連携していくのか」のAppleの答えが「MobileMe」なのですね。
MacだけでなくPCでもOKですし、PCを買い替えた場合にデータを同期するだけ、という便利さもあります。
これまでのiPhone、これまでのiPod touchでは、カレンダーに1件情報を入力する度に、パソコンとケーブルでつないで「同期」をしなければなりませんでしたが、MobileMeを使えばこれが不要になるので、少なくともパソコンとケーブルでつなぐ頻度は今よりもかなり減ることでしょう。
そうそう、この手間が軽減されるというのも大きな魅力です。ワイヤレス。
WWDCでは「iPhone」に大きな注目が集まりましたが、実は「MobileMe」もMac/PC/モバイルライフを大きく変革するくらいの、すごいサービスだということが改めて分かりました。9,800円なら安いな。
2008年7月21日までの期間限定ですが、
Macを購入すると、MobileMeがお得。2008年7月21日(月)までの期間、MobileMeとMacを同時購入すれば3,000円お得。
というキャンペーンも実施されています。
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