クローン犬1匹1600万円=韓国で商業化、米女性と初契約という記事より。
世界初のクローン犬を誕生させることに成功したソウル大と提携する韓国のバイオ関連企業「RNLバイオ」は14日までに、米国の女性から死んだ介助犬の複製依頼を受け、飼い犬のクローン化で初めての契約を締結したことを明らかにした。
死んでしまった介助犬の体細胞を保管していた女性が、クローン犬の複製依頼を韓国の企業に1,600万円で依頼したそうです。
「わたしの手足となってくれた犬。この時を待っていた」と女性は喜んでいるということですが‥‥。
記憶まで複製できるのであれば「帰ってきた」と思えるかもしれませんが、見た目だけが同じというのはどうなんでしょうね。
でも、それだけ依頼者にとっては切実な問題であり、そして倫理面での問題もいろいろとありそうです。
ソウル大は2005年に初めてクローン犬の誕生に成功。0.8%に過ぎなかった成功率を現在は25%まで上昇させ、今年1月にはRNL社と協力し、クローン専門施設を設立した。
1,600万円という金額からしておいそれとクローンは頼めませんが、これがリーズナブルになってきたらどうなるんでしょうか。
思い出までは複製することはできません。だから思い出としてそうっとしておく方が、残された人のためにも、死んでいったペットのためにも、生まれてくるクローンのためにも、良いような気がします。個人的には。