林家いっ平が父の名跡「三平」襲名という記事より。
落語家林家いっ平(36=本名海老名泰助)が亡き父の名跡「林家三平」を09年3月に襲名することになった。
落語家の林家いっ平が、父の「林家三平」を襲名することになりました。2009年3月ということなので、まだ少し先です。
兄の「こぶ平」が祖父の「林家正蔵」を襲名したのも記憶に新しいところです。
いっ平は、小さいころから「豆三平」の名前で高座に上がり、中大在学中の89年に三平さんの一番弟子だった林家こん平の門下に入った。
2002年に真打ちに昇進し、最近は腕を上げ、林家正蔵も「現在は二平くらいだけど、将来的には三平を襲名させたい」などと語っていたということです。
いっ平 「林家三平」襲名発表会見によると「サービス精神、芸に対する熱心さを受け継ぎ、2代目としてやっていきたい」というコメントが紹介されています。
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05年に行われた兄の9代・林家正蔵襲名ではサポート役に徹した。兄から父親と同じ出囃子(ばやし)「祭囃子」を譲り受け、兄の古典落語とはひと味違う、父親に似た爆笑落語に挑んできた。
父の初代三平は「爆笑王」と呼ばれたが80年に死去。いっ平は三平のギャグをもじって「天国の父に『どうもすいません』と言わないようにやっていきたい」と笑わせた。
▼極秘情報あっさり解禁?林家いっ平が「二代目林家三平」襲名へ
襲名発表にあたり、落語協会は衝撃的に行うことを企画。マスコミへの会見通知は「林家いっ平に関する大切なご報告」とし、内容は伏せていた。だが、30日夕方からテレビニュースなどで、「いっ平が三平襲名」とした報道が相次ぎ、なし崩し的に“情報解禁”となった。
父の三平さんは時事ネタや小噺(こばなし)をつなぎ合わせていく漫談調の落語が得意で「古典にも挑んでいるんですが、そこらへんのおかみさんに挑むのとは違いますんで…」などと笑わせたが、いっ平は三遊亭円楽(74)や義兄に当たる春風亭小朝(52)のもとに稽古に出掛けるなど古典にも熱心だ。