「M-1グランプリ2009」制作発表が行なわれる

多くの若手芸人をスターの座に押し上げてきたお笑い界の年末イベント「オートバックス　Ｍ－１グランプリ２００９」の開催概要が１３日、発表された。１３日から出場受付を開始、８月２９日の大阪を皮切りに各地で予選を行い、勝ち上がった精鋭が年末の決勝に出場できる。

「M-1グランプリ2009」の制作発表が都内で行われ、概要が発表されました。

昨年の退会で決勝進出したコンビも出席しました。果たしてこの中から何組が再び、決勝の舞台に上がることができるのでしょうか！？

「優勝したら賞金は漫才協会の小屋を造るために使う」と話していたナイツの塙宣之（３１）は、優勝逃したら「漫才協会をやめます」と公約した。同協会の理事に再選されたばかり。

昨年は５位に終わり、ラジオ番組のバツゲームで本籍を東京・港区に移した。今年の優勝できなかった時の公約も「栃木に１カ月間出入り禁止」という厳しいもので、仕事のほとんどが集中するホームグラウンドを失うことに戦々恐々。

連覇のカギをにぎるのはスランプに陥っているという石田。「みんながビックリするほどネタ書けなくなりました。（Ｍ－１を獲って）どんだけ自分でハードル上げてるか…」。ツアーに向けたネタ作りでも１０本中７本がボツになる有様だという。

「昨年は“離婚する”と言ったら妻がブチ切れて別居に陥った」と明かした上で「それぐらいの意気込みじゃなきゃダメだと思う。もうすぐ２人目の子どもが生まれるんですが、マジで離婚します」。大声でまくし立てたが、最後は「おそらく明日にはもう嫁は家にいないと思います」と目をうるませた。

腕にはめたパワーストーンについて哲夫は「この石は決勝戦前の順番抽選で力を発揮する。右に着けると１番以外が引ける」と説明。パワーストーンを特別な袋に入れて隠し持っているという西田も「（もし優勝できなかったら）パワーが足りなかったということで、自分で採掘しにいきます」と宣言した。

まだコンビ結成３年目で、あと７年間もＭ－１に出場できるが「ずっと出続けたら３８歳。毎年こんな戦いをやっていくのは地獄。早めに優勝するか、印象を残して売れてやめたい」（西森）と早くも撤退宣言。

「前半２０秒で“最高のひとボケ”を言って、あと３分４０秒を余韻で引っ張りたい」と“西澤ワールド”をさく裂。短い時間にどれだけボケを詰め込めるかという、ここ数年の“Ｍ－１必勝法”に真っ向から挑む発言に、司会のハリケーンズからは「そんなの見たことないよ」と驚きの声が上がった。