ACL準決勝、初戦がアウェイとなった浦和レッズですが、アウェイゴールを2点あげ、ドローで終えました。埼玉スタジアムでのパブリックビューイングの様子と併せてお伝えします。
北側ゴール裏がパブリックビューイングの会場となりました。
照明はいつもより薄暗いですが、試合前に流れるBGMやアナウンスなどはいつも通りです。
発煙筒で赤く煙るゴール裏の様子も伝えられます。
嫌が応にも高まるテンション。
11分、ミスから失点するも、悪いムードにはなりませんでした。
得点した11番モタは要注意の選手です。スピードとテクニックがあり、しきりに裏を狙います。
53分、田中達也の見事なヘディングで追いつくと、浦和ペースで試合が運び、66分にはPKを得てポンテが決めて逆転。
最後は81分にミドルを都築がうまく弾いたところを、ゴール前に詰めていた選手に決められ2-2のドローで試合終了です。
得点できそうなシーンも多かったので、勝てた試合でもあるかもしれません。
が、アウェイであること、過密スケジュールでの披露、アウェイゴールを2点もあげられたと考えれば、満足できる結果となったのではないでしょうか。
そして城南一和は全北現代とはひと味もふた味も違いました。
運動量も多く、ミドルシュートなども枠を捉えており、ハードな面も含めて、韓国のチームという感じがしました。代表選手が5人くらいいるらしいので、当然といえば当然ですが。
10月24日、ホーム埼玉スタジアムでの試合が楽しみです。
■関連記事
アジア初制覇を目指す浦和が、城南一和と引き分けた。浦和は前半にミスから先制されたが、後半8分にFW田中達のゴールで追いつき、同21分にMFポンテのPKで勝ち越した。終盤は相手の猛攻にあって1点を失ったものの、アウエーで価値ある引き分け。
DF闘莉王が「ただの引き分けじゃない。2点取れたことが大きい」と胸を張れば、FW田中達も「これで、僕らが優位で第2戦に入れる」と、アジア王座を目指して話した。
序盤は“ひょう変”したピッチに戸惑った。試合前日の浦和の公式練習後に芝が短く刈られ、さらに雨を吸って滑りやすくなった芝にミスを連発。前半11分には坪井のトラップミスから、6月のA3杯で乱闘騒ぎの発端となるラフプレーをした相手FWモッタに先制された。
日程が詰まっていたため、全州で行われた準々決勝の全北戦の4000人には及ばなかったが、声援の大音量、爆竹、発煙筒が地元サポーターの度肝を抜いた。
次の試合で決着をつけないといけない」と話したが、アウエーの第2戦では勝つか、2点以上を奪っての引き分けでなければ敗退する。
殊勲のFW田中達は「この結果は、次にホームで戦う僕たちにとっては、大きなアドバンテージになる。完ぺきに優位に立った状態で2戦目に入れる。良かった」と手応えを口にした。
▼田中達が値千金の同点弾!浦和、ACL敵地で“上出来”ドロー
DF闘莉王は「カウンターがうまい。(3トップに)3バックでつきにくいことはあった」と振り返った。