韓国で行われた浦和レッズのACL第2戦、全北現代モータースとの試合は2-0で浦和レッズが見事に勝利しました!
先週のホームで勝利し、引き分け以上なら準決勝へ進出が決まる試合だったのですが、2-0で勝利は見事です。アウェイですしね。
開始4分の田中達也の先制点は素晴らしいですね。これで完全に試合の流れを掌握することができたのではないでしょうか。
なんとしても勝たなくてはならない全北現代は前がかりになったでしょうから、守ってからの反撃もしやすかったのではないかと思います。
全北現代がかなり焦っていたことは、イエローカードが7枚も出て、レッドカードで退場している選手がいることからも分かります。
先週の試合も激しいプレイを見せていた全北現代でしたが、今週はさらにすごかったのではないでしょうか。
オジェック監督のコメントです。
チーム全員を誉めてあげたい。今、我々は、非常に厳しい、つらい状況にあり、選手たち各々の負荷は非常に高い状態なのだが、そんな中でもあれだけのプレーを見せてくれた選手たちを本当に誉めてあげたいと思う。
Jリーグと平行して試合が続いていますし、多くの選手は両方に出場していますから、コンディションを整えるのが難しかったことでしょう。
しかしシーズンも深まるにつれ、選手同士のコミュニケーションはかなり深まってきているように思います。
そして準決勝はすぐ来週に迫っています。
AFCチャンピオンズリーグ、準決勝の対戦相手は、韓国の城南一和に決定しました。
第1戦は10月3日、アウェイで行われます。また韓国ですね。また0泊3日の弾丸ツアーが企画されるのでしょうか。
あと2チームに勝利すれば、いよいよ世界が待っています。
ぜひとも、埼玉スタジアムでのパブリックビューイングもお願いしたいところです。
■関連記事
前半3分、ポンテのシュートを相手GKがこぼした球を田中達が右足で押し込んでリード。前回王者の意地をみせる全北現代(韓国)の猛攻に耐えると、後半21分にオウンゴールで追加点が入り、ACLではアウエー戦初勝利を奪った。
田中達は「ロビー(ポンテ)の良いシュートがあって、下もでこぼこしていたので(こぼれた球を)狙っていた。いつでも先制点というのはうれしい」と素直に喜んでいた。
同監督は「今の永井は好調を維持していると言える。素晴らしいチームプレーをみせている」と、ポストプレーや前線からの守備で黒子に徹する背番号9への信頼感を口にした。
試合後、観客席からは無数のペットボトルが投げ込まれた。前日深夜には浦和の宿泊ホテルがクラクションを鳴らす車に囲まれ、警察が出動する騒ぎまで起きた。
「あんなのはサッカーではない。勘違いしていて腹が立った。観客にケンカは見せられない。負けたときは認めないといけない」完封勝利の立役者、DF闘莉王は激怒していた。
「(日本で)ここまできたチームはない。日本のサッカー、浦和レッズを世界に見せたい」と力を込めたのは日本代表DF闘莉王。ACL8戦無敗で4強入り。