Appleは新しい「iPad mini」を発表しましたが、発売から2年以上が経過するにも関わらず新しい「iPad」は発表されませんでした。
9to5Macが、その理由を分析しています。Apple is seemingly all in on AI, and skipping an iPad 11 refresh this year is a sign of itという記事です。
The current base iPad is over two years old, why is Apple leaving it outdated?
「iPad 11」のリリースは2025年秋の可能性
現在の「iPad」に搭載されるのはA14チップで、Appleは発売時に2年前のチップを搭載するとしています。
この流れだと仮に2024年秋にリリースされるとすると、A16チップが搭載されることになりますが、それだとApple Intelligenceとは互換性がありません。Appleとしても、あえてApple Intelligenceに対応しない新製品をリリースしたいとは考えないでしょう。
価格的にもA16よりも新しいチップを搭載できる可能性は低く、こうしたことから、Appleは2024年に「iPad 11」をリリースするのはスキップするのではないかと分析しています。
2025年秋であればiPhone 17が発売され、iPhone 16の古いA18チップを使用する余裕ができ、Apple Intelligenceにも対応できることから、新しい「iPad 11」はそのタイミングで発売されるのではないかと予想されています。
iPad miniは、iPhone 15 Proの製造で余ったA17 Proチップを使用しているため、供給量が限られているとのことです。「iPad 11」がA18を搭載した後に、iPad miniもアップデートされる可能性もあるとしています。