田中アップルが、早速「Xgird」を試しています。
次に、どちらかのMacのアプリケーションフォルダのXgridを起動。すると接続可能なMacの一覧が出るので、XgridをインストールしたMacを選択すると、ジョブ待ちの画面になります。デモ用のジョブがいくつか用意されていたので、とりあえず今回はフラクタル画像を生成するジョブを選んでクリック。
インストールもえらく簡単のようですし、実際にデモもすぐに試せるそうです。
うひょー、いとも簡単に動いた! 500Mhz+450Mhz*2=1.5Mhzのスピードで計算されていますよ!!
対応しているMacが複数台あれば、すぐに実験ができそうです。実際に何GHzで動作しているのか、メーターで見られるというのも良いですね。
BananaBlogでも実験されています。
▼Xgrid でお手軽クラスタリングに挑戦!~古いMacを寄せ集めて2GHz超え
全てのMacに「Xgrid」をインストール、「agent service」スタート
そして「Xgrid」アプリケーションを起動して「Mandelbrot」を実行。
やったタコメーターが2GHz超え達成!
詳しい手順も紹介されています。これは対応アプリケーションが出てきたらかなり面白いことになりそうですよ。
「Xgrid」のお陰で、クラスタリングがひっじょーに身近になった気がしました。
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同社は6日(米国時間)、Xgridというプログラムのテストバージョンをひそかに発表した。これは、Macのグリッドをより簡単に構築できるようにするソフトウェアで、米航空宇宙局(NASA)や米Genentech、サイモンフレーザー大学、リードカレッジ、バージニア工科大学で既に試験運用が進められている。