2024年2月2日に発売予定、1月19日より予約受付が開始する「Apple Vision Pro」の先行レビューが、The VergeとEngadgetで公開されました。実際にどのような体験になっているのか、非常に興味深いところです。
「Apple Vision Pro」の先行レビュー
それぞれ、個人的に気になったところをピックアップしますが、ぜひ元の記事をチェックしてみてください。
The Verge
▼Apple Vision Pro hands-on, again, for the first time – The Verge
・頭にかぶせるのはMeta Questシリーズなどとそれほど変わらない。デザインとヘッドバンドがよりAppleぽいだけ。
・Vision Pro内の仮想世界は、MetaがQuestで達成しようとしていることの高解像度バージョンのように感じられる。
・30分のデモが終わる頃には、ヘッドセットの重さが現実の世界に引き戻してくれるのを感じ始めた。眉間にしわを寄せて集中しすぎていたので、軽い頭痛がし始めた。
Engadget
・15分後に装置の重みを感じ始め、さらに5分後には痛みが生じた。デュアルループバンドと軽いシールクッションで解決できた。
・仮想キーボードは実際のキーボードで入力するほど簡単ではないが、それが機能するという事実にはかなり興奮した。
・体験が衝撃的だったとしてもヘッドセットを装着して何時間も過ごしたいと思うかどうかは分からない。
・私がこれまでのキャリアで試してきたすべてのヘッドセットの中で、Apple Vision Proは群を抜いて最高である。
「Apple Vision Pro」の先行レビューの感想
ヘッドセットを装着することに慣れた人が試せば違った感想だと思いますが、いずれもMeta Questを初めて装着した人と似たような感想なのではないかと思いました。
装着してでも使い続けたいアプリがあれば「Apple Vision Pro」はヒットするでしょう。しかし、多くの人にとってまだヘッドセットは長時間の利用が可能なデバイスではないと思います。
最初のiPhoneは非力だったものの、携帯することができました。「Apple Vision Pro」はそれ以前の、使うかどうかが試されるデバイスなので、特別な体験はできると思いますが、一般への普及は遠い道のりだと思います。
ぜひメガネサイズになるまで、Appleには開発を継続してほしいところです。
▼「Apple Vision Pro」はレビュアーに2回の体験会を実施へ
▼「Apple Vision Pro」最初の生産台数は6〜8万台で売り切れる可能性が高いとアナリスト