イーロン・マスク氏の反ユダヤ主義的な発言を受け、Twitter改め「X」の広告をAppleとIBMが停止したことをお伝えしていましたが、TechCrunchのAdvertiser exodus expected to deeply impact X ad revenue, analysis indicatesによれば、他にもディズニー、ワーナー・ブラザース、パラマウントなども停止しているということです。
Among the brands who have since stopped advertising on X are Apple, Comcast/NBCU, Disney, Warner Bros., IBM, Paramount, Lionsgate and the European Commission.
「X」への広告掲載を中止したブランドには、アップル、コムキャスト/NBCU、ディズニー、ワーナー・ブラザース、IBM、パラマウント、ライオンズゲート、欧州委員会などがあるとしています。「など」なので、まだ他にもあるのでしょう。
依然として「X」にとって収益の90&を占める広告収入は重要ですが、2022年から2023年にかけて、全世界の広告費が前年比54.4%減少する見込みだったものの、さらに減少が大きくなる可能性があるということです。
“Advertisers are accustomed to dealing with brand safety concerns on social media, particularly during periods of political and social tension or war. But they’re not accustomed to a platform’s owner amplifying misinformation and hate speech, and emboldening conspiracy theorists,”
広告主は政治的、社会的なとに起因するソーシャルメディアでブランドの安全性に関わる問題に対処することは慣れているものの、プラットフォームのオーナーの誤った情報やヘイトスピーチが陰謀論者を増長させることには慣れていないとアナリスト。
Forbes誌は最近、広告業界のトップがヤッカリーノCEOに辞任を迫っていると報じ、彼女自身の評判が危険にさらされていることを示唆したということです。
ヤッカリーノCEOは、Appleは誤解を招く操作された記事により広告を一時停止しただけと従業員に向けて説明したということですが、いつまでヤッカリーノ氏自身、そして「X」というブランドは耐えることができるでしょうか。