Twitterから「X」にサービスの名称を変更したことで、App Storeのダウンロード数が大幅に減少しているとMashableが伝えています。Twitter's 'X' name change has led to a huge decrease in App Store downloadsという記事です。
Elon Musk’s Twitter takeover has come with a lot of changes, but his rebranding of the platform to “X” may be the final nail in the coffin of the once-beloved tech titan.
「X」アプリのダウンロードが大幅に減少中
イーロン・マスク氏による「X」への改名により、かつて愛されたハイテク企業の棺桶に、最後の釘を刺すことになるかもしれない‥‥と、なかなか刺激的な内容の記事になっています。
AppleのApp Storeで「X」への変更が公開されたのは2023年7月31日で、これは即座にダウンロード数に影響を与えたとアナリストの
Eric Seufert氏がポストしたそうです。
Twitter / X continues to experience Top Downloaded chart rank decline following the app's name change from Twitter to X. https://t.co/ugwUgDL19Y pic.twitter.com/cKyFPUs1MB
— Eric Seufert (@eric_seufert) August 11, 2023
Eric Seufert氏によれば、App Storeでの平均ランキングは「X」に改名後に35位から54位へと下落したということです。
「X」になったことが忌避されているのかと思ったのですが、Eric Seufert氏は「ほとんどの消費者はブランド変更を認識していない」と分析しています。
アプリのアイコンも全く違うものになりましたし、色も以前の青ではないため、これが以前のTwitterだと認識できない人は確かに多いのかもしれません。
そうはいっても日本ではそこそこダウンロードされているのでは、と思ってApp Storeの無料アプリのランキングをチェックしたところ、日本でも52位になっていました。
以前のランキングと比較できませんが、恐らく下落傾向にあるのではないでしょうか。ちなみにThreadsは3位です。TikTokは13位、Instagramは16位、LINEは28位です。
これだけみれば、Twitterから「X」に名称変更したのは失敗だったのではないか、と考える人が多いのではないかと思いますが、イーロン・マスク氏は、スーパーアプリ化して巻き返す、と考えているのでしょうね。