MetaのTwitter対抗SNS「Threads」が正式リリース〜試してみたファーストインプレッション

MetaのTwitter対抗となるテキストベースのSNS「Threads」が、2023年7月6日7時30分過ぎに正式リリースされたことを確認しました。8時にリリースが前倒しさたのですが、それよりも少し早く、iOSアプリからログイン可能になっているのを確認しました。

「Threads」にログインしてみる

早速「Threads」にログインしてみました。利用にはInstagramのアカウントが必要になる、Instagramをベースとしたサービスとなります。

最初に「プロフィール」を設定します。プロフィールは新たに設定することもできますし、Instagramからのインポートも用意されています。手軽に開始するなら、インポートすると簡単です。後から編集することも可能です。

続いて「プライバシー設定」です。誰でも見たりシェアすることができる「公開プロフィール」か、承認済みのフォロワーのみに見える「非公開プロフィール」から選択します。

アカウントのフォローをしますが、Instagramと同じ人をまとめてフォローすることができます。まだアプリをダウンロードしていない人は「Threads」を開始するまでの待機となるようです。

「Threadsのしくみ」が説明されます。「Threads」はInstagramの一部であり、情報が「Threads」やInstagramでの広告や他の体験のパーソナライズに使用されると記されています。

関連付けられるデータは多いので、知りたい人はコチラから確認してください。

「フェディバース」に関しては「アクティビティパブというプロトコルを使用して、このプロトコルをサポートする他のサーバーとの通信が行われる予定」と説明されています。やはり「ActivityPub」ベースなのですね。

フェディバース上のサーバーは分散型で一元管理されていないので、1つのサーバーで変更があっても他のサーバーには影響しない場合があります。そのため、投稿に変更を加えた場合、Threads上での表示には影響しますが、他のサーバーでの表示は変わらないことがあります。例えば、投稿を削除した場合、Threads上では表示されなくなり、他のサーバーへはThreads側から削除を依頼することになりますが、Threadsの管理下にないサーバーでは引き続きその投稿が表示される可能性があります。

他のサーバーと連携すると投稿が削除されない場合もあるということで、このあたりの概念は、なかなか一般向けには伝わらず、問題にもなりそうな予感がします。