任天堂、「ニンテンドーDS カンファレンス! 2006.春」で好調なDSの今後について岩田社長語るという記事より。
任天堂株式会社が同社の携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」に関する発表会「ニンテンドーDS カンファレンス! 2006.春」を都内で開催した。3月2日に発売を控えた「ニンテンドーDS Lite」の実機が公開されるとあって、関係者が多数詰め掛けた。
いやまぁ、非ユーザとしてもいろいろ驚きはあるのですが、特に驚いたのはこの話題でした。
最後に「ニンテンドーDSに新たな分野に応用し、新たな要素を提案する」ということで、ブラウザーソフト「ニンテンドーDSブラウザー(仮称)と「DS地上波デジタル放送 受信カード (仮称)」が紹介された。
なんてこと! ニンテンドーDSにウェブブラウザとテレビ受信カードですって。どういうこと!
6月に3,800円で発売を予定している「ニンテンドーDSブラウザー(仮称)」は、携帯電話にも搭載されているフルブラウザー「Opera」を提供しているOperaと提携して開発されている。
なんだか2画面を活用したブラウジングになるみたいですよ。全体と拡大で見せたり、一つに繋げて見せたり。ジャストシステムの「ATOK」も搭載されるそうです。
「実際にブラウザーを使ってみたが、やはりタッチパネルによる直感的な操作性は非常に魅力だ」というのは、PSPにない魅力ですね。この辺のコントロールはPSPより上のような気がするな。
さらに、
地上波デジタルの移動体向け放送「ワンセグ」に対応し、DSを携帯テレビに変貌させる「DS地上波デジタル放送 受信カード (仮称)」は、タッチパネルでチャンネル切り替えが可能。DSカードから伸縮式アンテナが伸びている。
これですよ。
PSPの方がブラウザやロケーションフリーに対応して先に“いろいろできる感”を醸成していたのですが、ニンテンドーDSも非常にプラットフォーム感が漂ってきましたね。これ、抜かしていってしまう勢いも感じますね。
でも、ぼくはニンテンドーDSは持っていないのです。
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