バレー決勝弾!甲府J1王手という記事より。
2得点とも波状攻撃の末にねじ込んだ。前半25分の同点ゴールは右クロスをバレーが頭で折り返し、最後は倉貫が頭で決めた。後半3分にはバレーが勝ち越しシュートを蹴り込んだ。
J1の柏とJ2の甲府の入れ替え戦ですが、甲府が2-1で先勝しています。上り調子の甲府に分が合ったのでしょうか。
クラブ年間運営費は約6億円とJ2でも中位。練習場は固定できず10カ所を転々とした。練習着の洗濯は各自で行い、試合後のユニホームも市内のクリーニング店が厚意で洗う。
J1のクラブは20億とか30億、もしくはそれ以上のはずですし、もちろん練習場がないということはありませんから、甲府はかなりハングリーなチームと言えるでしょう。下位からの脱却は、大木監督の育成の成果でしょうね。
次は柏での試合。どちらが先制点を取るか、でゲームの流れが決まるでしょう。果たして、来シーズンのJ1にいるのはどちらのチームか?
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柏はFWレイナウドを中心とした攻撃も機能せず、最後は引いて守るのが精一杯で、J2落ちのピンチを迎えた。
DF永田も「FWバレーは思ったよりは恐くなかった。10日にすべてをかけます」と気合を込めた。
後半3分にはFWバレーの勝ち越しとなる右足シュートで逆転した。ロスタイムには突如の停電で中断を挟んだが、集中力を切らさず、死守した。
この日は小瀬陸上競技場に1万2372人と普段のリーグ戦の約2倍の観客が集まり、売店も通常の倍設けられた。報道陣の数も過去最多の130人。その上気温が7・5度と冷え込み、暖房の使用が一気に増えたことが影響したようだ。