企業ブログのベーシックな戦略とスキルとは?という記事より。
このセッションでは、企業がブログを公開するための戦略や、実際の例、将来予測などが語られた。
織田さんが、AD:TECH 2005からの速報として、
調査会社Gartner GroupアナリストMichael McGuire氏が司会をつとめ、PRエージェンシーTerpin Communications Group CEO Michael Terpin氏、IBM.comウェブマーケティング戦略局 Pauline Ores氏、メディア会社Corante代表 Stowe Boyd氏らが参加したパネルディカッション
のレポートを届けてくれています。
Stowe Boyd氏が、ビジネスブログのあり方を次のように語ったそうです。
1.企業という環境下であっても個人として声になること。 2.マーケティングの場ではないことを忘れない。 3.きちんと対話をすること。 4.真実を伝える声であること。
日本ではブログツールのCMS的な利用も増えていますが、あくまでもブログをブログとして利用することを念頭に置いた場合のビジネスブログのあり方ですね。
会社として難しい側面もあると思いますが「個人として声になること」というのが、やはりブログをブログたらしめるものなのでしょう。そしてあくまでも正直に、みたいなことが重要なんだと思います。
Michael Terpin氏はビジネスブログのメリットを、次のように述べています。
1.大きなトレンドの変化の中で企業が自らのポジションを定義する。 2.新しいマーケットにリーチする。 3.アーリーアダプターへのコンセプトテスティング。 4.いち早く、かつ、低コストで、最新の情報を伝達できる。 5.フィードバックを得ることが出来る。 6.バイラル効果を狙い、マーケット範囲を広めることが出来る。
正直に話し、真剣に耳を傾ける。顧客と真剣に対話することで、代え難い効果が得られるということだと理解しました。ただ言うのは簡単ですが、企業内でそれを実践するとなると、人材の問題に始まり、なかなか難しいことだと思いますが。