Appleが、M1 MaxとM1 Ultraを搭載すると「Mac Studio」と、A13 Bionicチップ搭載の27インチ5K Retina「Studio Display」を発表しました。
直前になって噂が出てきた「Mac Studio」と「Studio Display」が、正式発表となりました。
Mac Studio
「Mac Studio」は、M1 Maxと新しいM1 Ultraを搭載するかつてないパフォーマンスと幅広い接続性をコンパクトなボディで実現する新しいMacです。「Mac Studio」は膨大な3D環境のレンダリングや、18本のProResビデオストリーム再生などを可能にします。
「Mac Studio」の筐体は1枚のアルミニウムの押し出し加工で作られ、19.7cm四方の設置スペースに、9.5cmの高さでほとんど場所をとりません。熱設計も革新的で、両側にある送風機の独自システム、エアフローチャネル、4,000個以上の穴により、高性能チップを冷却します。
「Mac Studio」は、M1 MaxまたはM1 Ultraのいずれかを搭載する2モデル構成となります。M1 UltraはM1 Maxがベースで、2つのM1 Maxチップのダイを相互接続したハイパフォーマンスのシステムオンチップ(SoC)です。
M1 Max搭載「Mac Studio」は、10コアプロセッサ搭載の最速27インチiMacよりも最大2.5倍高速、16コアXeonプロセッサ搭載のMac Proよりも最大50パーセント高速です。
M1 Ultra搭載「Mac Studio」は、10コアプロセッサ搭載の最速27インチiMacよりも最大3.8倍高速、16コアXeonプロセッサ搭載のMac Proよりも最大90パーセント高速です。
「Mac Studio」はコンパクトながらも接続性に優れ、背面には4つのThunderbolt 4ポート、10Gb Ethernetポート、2つのUSB-Aポート、HDMIポート、ハイインピーダンスヘッドフォンや外部のアンプ内蔵スピーカー用のプロ向けオーディオジャックを搭載しています。
前面には2つのUSB-Cポートがあり、M1 Maxは10Gb/sのUSB 3、M1 Ultraは40Gb/sのThunderbolt 4をサポートします。さらにSDカードスロットも備えます。
「Mac Studio」の価格は249,800円(税込)からで、本日より予約受付を開始、2022年3月18日より販売開始となります。
Studio Display
「Studio Display」は、27インチ5K Retinaのディスプレイです。最大30度まで角度調整が可能かつVESAマウントアダプタオプションも利用可能です。
「Studio Display」はA13 Bionicチップを搭載し、センターフレームに対応した12MPの超広角カメラを備えているため、ビデオ会議にも最適です。
原音に忠実な6スピーカーサウンドシステムは、4つのフォースキャンセリングウーファーと2つの高性能ツイーターで構成されます。また、3つのUSB-Cポートを搭載します。
Touch ID搭載Magic Keyboard、Magic Trackpad、Magic Mouseには「Studio Display」のデザインを引き立てる、新たなシルバーとブラックのカラーオプションが提供されます。
「Studio Display」の価格は199,800円(税込)からで、本日より予約受付を開始、2022年3月18日より販売開始となります。
「Touch ID搭載Magic Keyboard(テンキー付き)」は20,800円(税込)「Magic Trackpad」は15,800円(税込)「Magic Mouse」は10,800円(税込)です。
(プレスリリース)