ぼくの世代だと「ドラゴンクエストシリーズ」の作曲家として知られるすぎやまこういち氏が、2021年9月30日に死去したことが発表されました。公式サイトに「すぎやまこういち逝去に関するお知らせ」が出ています。
すぎやまこういち(本名:椙山 浩一)は、2021年9月30日、90歳で永眠いたしました。
生前のご厚誼に深く感謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます。
90歳。「ドラゴンクエスト」を手掛けたのは1986年なので、その時で55歳だったのですね。ぼくがすぎやまこういち氏の曲に「ドラゴンクエスト」で触れてから、35年ということでもあります。
あのテーマ曲のイントロが流れると、気持ちが昂ります。冒険に出るぞという気持ちになります。直近では、東京オリンピックの開会式で流れたのは「おおおお!」と思ったものです。
葬儀・告別式は親族および近親者のみで執り行われているということです。
スクエアエニックスの訃報によれば「ドラゴンクエスト」シリーズの500曲以上に及ぶ全ての楽曲を、一人で作曲したということです。
「ドラゴンクエスト」のテーマ曲を聴くと走り出したくなるような気持ちにもなるのですが、東京競馬場・中山競馬場で使用されるファンファーレも作曲されていました。
すぎやまこういち氏というと「ドラゴンクエスト」なのですが、ザ・ピーナッツ
「恋のフーガ」ザ・タイガース「花の首飾り」ヴィレッジ・シンガーズ「亜麻色の髪の乙女」ガロ「学生街の喫茶店」なども作曲しています。ヒットメイカーでもあったのですね。
心よりご冥福をお祈りいたします。